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朝ごはんも食べ終わって、皆でスキー場まで行く。今日は人も多そうだ。もう私達は着替えていて準備万端。トントンとは少し顔が合わせずらくて、おはよう、と言ったぐらい。
…トントンのせいじゃないとは思ってるけど…。1人考えている間にも、隣にはショッピ君が来てくれる。
syp｢Aさん？もう全員リフト乗り場の方に移動してますよ。｣
『え…？あ、あぁ、ごめんね、すぐ行く』
慣れない厚底のブーツを重く感じつつもまた早足に歩き出して、皆の方にショッピ君と向かおうとするが何故か手を取られて止まってしまう。
ショッピ君の方に振り返るとなにか言いたそうにしているが口を濁らせていた。
『ど、どうしたの？』
syp｢あの、…無理してませんか？｣
『そんなこと、ないけど…』
syp｢ちょっといつものAさんらしくないです。どうしたんですか。｣
『……大丈夫、いつも通りだよ。行こ。』
鋭い観察眼に気づかれないようにとなんとか隠そうとする。…本当に、彼は鋭い。内心ヒヤヒヤしながらリフト乗り場まで向かおうとすると、私は思い出したように1度止まって後ろを振り返った。
『スキー！教えてくれるんでしょ？』
syp｢…勿論ですよ。｣
頼もしい彼のいつも通りの笑みに、頬を緩ませて笑顔で見せた。
tn｢え、っと…｣
『…。』
リフト乗り場なのでもう誰がいい関係無しに詰め込まれるとは思っていたけど、まさかトントンと一緒になるとは思ってもみなかった。
予想外な展開で私の心臓は煩くて止もうとしない。早く着いてくれないかな。
ついぼーっとしてて、トントンの声も耳に入ってこなかった。
tn｢…A。｣
『…っえ、ごめ、呼んだ？！』
tn｢おん、何回も。｣
『ごめん…。』
謝ると、面白そうにくすくす笑いながら、大丈夫やで、と言ってくれる。その姿にどこかまたきゅんと来るものがあって、つい自分の心臓辺りをぎゅっと掴んでしまう。
…んんん？？
tn｢夜中はすまんかった｣
『もう気にしてないし…平気。』
tn｢ほんま？…良かった、怒っとるかなと。｣
『私も声張ってごめんね、煩かったでしょ？』
tn｢マジ耳キーンってきたで。｣
2人でおかしいように笑ってしまう。でももう高いところまで来ていて、二人で降りて合流すると、滑ろうかという話になる。
syp｢本当にもう大丈夫みたいっすね｣
『うん、ありがとうショッピ君』
やっぱり彼は鋭いらしい。
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我々色 - tn落ち...ありがとうございます！次回も楽しみにしてます！できれば、tn落ちを...wこれからも、頑張ってください！楽しみにしてますね！ (2020年4月7日 0時) (
レス) id: c71c96e89f (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - 次回作も楽しみに待っています。これからも頑張って下さい。 (2019年6月2日 19時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - 今まで更新お疲れ様です。とても面白かったです。 (2019年6月2日 19時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - 私が気になっただけなので大丈夫ですよ (2019年6月2日 19時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
四ツ谷抹茶(プロフ) - アルバートさん» 間違えてますね、すいません。指摘ありがとうございます (2019年6月2日 19時) (レス) id: 2106793cf6 (このIDを非表示/違反報告)
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