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朝早くに目が覚める。
これはもう本当に日課というか癖というか…休みぐらいもう少し遅く起きれないかな。まだ時計を見ると5時前。
…早く起きすぎた。しんぺい神先生は昨日お酒飲んでたせいなのかまだ気持ちよさそうに寝てるし、今電気を付けたら起こしちゃうかもしれない。
起床時間は8時、少しだけ散歩でもしたら眠気が来てくれるだろうか。
『ごめんなさい、しんぺい神先生…』
明るくなる前には帰ってくるので…起きないことを願いながら部屋から出ると、電気に照らされた廊下を少し歩く。自動販売機や座るところがあるスペースに出ると、そこに置いてあるソファに座って寝ているトントンの姿。
なんでこんな所に寝てるんだと言う疑問以前に風邪を引かないか心配になった。
ここに来る前に貸してもらったマフラーも肌身離さず付けていて、赤色が良く似合う。
『うわ、本当に綺麗な顔してる…』
そっと下から覗き込めば、女の子より少し流そうな睫毛が。これはモテるな…じっと見つめていると、私は変態かと首を振って体制を変えてはトントンの体を揺すった。
ここで寝たら風邪引きそうだし。
『トントン、起きて』
tn｢ん、ん…｣
『部屋で寝ないと、体痛めるよ。』
tn｢…A…｣
名前を呼ばれたかと思ったら、急に体を引っ張られて慣れないような匂いが広がる。
トントンに抱きしめられていると気がつくのはその数分後で。
驚いて体が固まったが、私はトントンの腕の中で暴れてやった。でも力を強められるだけで、寧ろ身動きが取れなくなってくる。
呼びかけても唸り声をあげる、ただそれだけで…。
しょうがない、こうするしかないんだ…。
『トントンっ!!!!起きて!!!!!』
tn｢?!?…へ、｣
『…こんなとこで寝たら、風邪ひくよ。』
tn｢え…え…？｣
『………おやすみ、みんな起こしちゃダメだよ。8時までしっかり寝てね。』
大声を出して起こせば、私は力が緩んだ隙にぱっと逃げだした。もう後ろは振り向かず、ただ自分の部屋に向かって走った。
部屋に入るとまだやっぱりしんぺい神先生は寝ていた。私も寝て誤魔化そうと、布団を顔の上までかぶる。
頬の熱は覚めそうになくて、うるさすぎる胸をなんとか抑えながらもう一度眠りについた。
『ふぁ…』
sn｢眠そうだね？なんかあった？｣
『あー…いえ、なんでもないですよ。』
寝ぼけてたトントンと会ってましたなんて、言えるはずもない。
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我々色 - tn落ち...ありがとうございます！次回も楽しみにしてます！できれば、tn落ちを...wこれからも、頑張ってください！楽しみにしてますね！ (2020年4月7日 0時) (
レス) id: c71c96e89f (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - 次回作も楽しみに待っています。これからも頑張って下さい。 (2019年6月2日 19時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - 今まで更新お疲れ様です。とても面白かったです。 (2019年6月2日 19時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - 私が気になっただけなので大丈夫ですよ (2019年6月2日 19時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
四ツ谷抹茶(プロフ) - アルバートさん» 間違えてますね、すいません。指摘ありがとうございます (2019年6月2日 19時) (レス) id: 2106793cf6 (このIDを非表示/違反報告)
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