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そこからは流れるようだった。
最後のお題も全て終えて、審査員の審査により2人に絞られたのは私と嶋崎さん。そして会場の人達が2人のどちらかに投票をして、多かった人がミスコン優勝者。
結果、優勝した。票を入れてくれたのはここの人達。この勝利は私だけのものではない。その為優勝のトロフィーは受け取れないと言い、学校にあるトロフィーケースの所に飾ってもらうことに。私の肩にはミスコン優勝という襷がかけられて、葉冠を受け取る。
そうしてミスコンは幕を閉じて、私はステージから去った。
「おめでとう。」
『嶋崎さん…ありがとうございます』
「悔しいけれど、やっぱり噂通りの完璧主義ね。凄く輝いてた。」
『…嬉しい限りです。』
「Aさん、とっても美しいですわ」
『!…ふふ、弥生さんもですよ。』
お互い握手を交わして、顔を見合わせる。ステージから姿を消した自分を見て、色々な人が駆け寄ってきた。それは褒める言葉や質問攻めとなる。
…弥生さん、とてもいい人だった。意地の悪い人かと疑ったがそれを覆す勢いで優しくしてくれた。
同じ出場者ではあったけど、弥生さんのおかげでもある。
いつの間にか生徒だけが居る学校になった。文化祭の終わりも近い。
後夜祭までまだ時間はある。することがなかった私は、足が向くままに生徒会室にへと向かっていく。行ってみるとまだほとんどの人が居たが、知らない人がいることに気がついた。
それに驚きが隠せず、ノックも何もせずに入ったことを後悔した。
「…えっ、ミスコン優勝者の天宮さんじゃないですか!!何故ここに!?!」
『あ、え、いやあの、』
gr｢…俺が呼んだんだ。此奴も記事になるだろうと思ってな。｣
｢成程、流石は生徒会長やんなぁ。｣
『あ、あの…』
chi｢あ、申し遅れました、僕チーノと言います。新聞部でよく生徒会の方々にはお世話になってるんですよ。｣
話を聞いていれば、どうやらインタビューを受けていたらしい。それは私の方にも回ってきて、協力者になる。
1枚写真を撮られた後、1つ耳打ちをされた。
chi｢ここだけの話、誰が1番気になってます？…あ、勿論記事にはしないんで｣
『え〜…。』
chi｢ほんまですから!｣
『……________。』
chi｢…なるほど？｣
チーノさんは1つにこりと笑って、私や生徒会の人達にお礼を言ってここを後にした。…嵐のような人だ。
ちらりとその人を見て、胸を押さえた。
…文化祭も、あっという間だったな。
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我々色 - tn落ち...ありがとうございます！次回も楽しみにしてます！できれば、tn落ちを...wこれからも、頑張ってください！楽しみにしてますね！ (2020年4月7日 0時) (
レス) id: c71c96e89f (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - 次回作も楽しみに待っています。これからも頑張って下さい。 (2019年6月2日 19時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - 今まで更新お疲れ様です。とても面白かったです。 (2019年6月2日 19時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - 私が気になっただけなので大丈夫ですよ (2019年6月2日 19時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
四ツ谷抹茶(プロフ) - アルバートさん» 間違えてますね、すいません。指摘ありがとうございます (2019年6月2日 19時) (レス) id: 2106793cf6 (このIDを非表示/違反報告)
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