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クイズもなんとか僅差で勝ち、お題を待つのみとなった。…嶋崎さん、あのルックスですごく頭いいんだな。順位も必ず1桁ではあるって言ってたし。
かなりマニアックな問題は、私の頭を簡単に悩ませた。しかもジャンルに教科を絞らず出しくるもので、今の時代に沿った問題なんかはて手も出ない状況だった。それを避けて何とか答えたらこのような結果だ。いやぁ、恐ろしい恐ろしい…。
お題の紙を持ちながら、マイクを持って鬱君はまた話し始める。それをきちんと聞いて、なんでも来いと身を構えた。
お題はどうやらスポーツに冠するものらしい。去年は即興ダンス、一昨年はリフティング50回だとかなんとか。
女子にさせるものでは無いと非常に思う。
少し不安だなぁ、と思いつつ鬱君はその中身をきちんと視野に入れ、どこか面白そうに口元を緩くさせた。
ut｢ふふ、今年はロンダートバク転をやってもらおうと思いまーす!!｣
…ロンダートバク転。
思った以上にハードそうなお題で、周りはどうなのかと心配になる。あぁ、勿論自分はやれる。新体操部に協力していた時もあったのでその時の感覚でやればどうにかなるだろう。
しかし制服のままだとできる訳でもない為、1度出場者の女子は着替えることに。
ステージ裏まで戻ってきて、ジャージに袖を通すと着替えが済まされた。私達はまたステージに戻ってきて、周りを見る。
ロンダートバク転は出来る、挑戦したい子だけという話が出た。怪我人が出たら大変だからと安全面に配慮した結果だろう。出てきた子達はまぁ運動をあからさまにやっていますというオーラを放っていて、身が震え出す。怖い怖い…。
公平なくじによって、私はトップバッターに。後ろからくる他の挑戦者の視線は痛い。
用意されたマットの前に立ち、ふぅ、と深呼吸をした。…完璧に、冷静に。
足を踏み込み、床に手をついたらバネのように後ろ向きで立ち上がって、息をする暇もなくバク転をする。
バク転をする時はロンダートの時よりも思いきり手に力を込めて、足を後ろに持ってくる。その足が地に着いた瞬間、綺麗なフォームで決まっただろうと何処か自信があった。
見ていてくれて人は歓声を上げ、また拍手を送ってくれる。それが凄く嬉しくて、笑みを浮かべてはまた後ろにへと下がった。
ut｢…っあ、すんません、じゃあ次の人、お願いします〜｣
鬱君はなにかぼーっとしていたが、私と目線が合った瞬間、はっと意識を戻すように声を出した。
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我々色 - tn落ち...ありがとうございます！次回も楽しみにしてます！できれば、tn落ちを...wこれからも、頑張ってください！楽しみにしてますね！ (2020年4月7日 0時) (
レス) id: c71c96e89f (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - 次回作も楽しみに待っています。これからも頑張って下さい。 (2019年6月2日 19時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - 今まで更新お疲れ様です。とても面白かったです。 (2019年6月2日 19時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - 私が気になっただけなので大丈夫ですよ (2019年6月2日 19時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
四ツ谷抹茶(プロフ) - アルバートさん» 間違えてますね、すいません。指摘ありがとうございます (2019年6月2日 19時) (レス) id: 2106793cf6 (このIDを非表示/違反報告)
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