ごじゅうよん。 ページ4
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その言葉には全員が驚いたのかこちらに視線を送る奴等は何人もいた。
その中トントンはひとつ咳払いをして、説明にまた移る。
エミさんはまだ、俺をぼぅっと見ながら突っ立っている。
tn｢ゾムが率いる部隊には前線に出てもらう。やから明日からはコネシマ、シャオロン達と一緒に指導をしてくれ。｣
zm｢分かった。よろしくな、シッマ、シャオロン。｣
手を振ると2人はおう、と笑顔で答えてくれる。
エミさんはどうしたかな、と視線を送ってみると少し落ち着いたのか自分の席に座って資料に目を通し直していた。
Aは、エミさんの教え子のひとりだ。だから親身にAのことを心配していたし、話しているのも見かけたりはした。
だから心配なのだろう。教え子が今までとは違う方向に向かうのが。
なんだか、顔を合わせずらい。多分エミさんだけではなくて周りは俺が反対するだろうと思っていただろうし、自分も直前まではどうしようか悩んでた。
彼女を失うのは怖い。戦争なんてそんなものだから。でも 彼女が俺にこう言った。頼ってくれ、支えさせて。だから今は、素直に彼女を信じるしかないのではないだろうか。
tn｢ゾムとAはまた後に俺とグルさんが呼ぶ。ロボロも、暫くはAにインカムを預けといてや。｣
rbr｢おっけ〜｣
gr｢なにか異論は？｣
eml｢…｣
tn｢無いか？じゃあ、今日のところは解散。各自明日の訓練時間にでも隊員には伝えとけよ。｣
各々が去る中、残ったのはまさかの俺とエミさんだけ。
トントンとグルッペンは一時的にここを出るとか言ってたし、早く自分もここを出ればよかった。内心後悔をしていると、エミさんから口を開く。
eml｢ゾムさんなら、反対すると思ってたわ｣
zm｢多分あの場にいた全員は思っとったやろな。皆そんな顔しとった。｣
eml｢…なんかあったん？｣
zm｢あいつに頼ってくれ、支えたいって今日言われてな。素直にそうさせてもらおうってなっただけ。…でも、大丈夫やって。俺とアイツならちゃんと帰って来れる。｣
eml｢…無事に、帰ってきてな。じゃないと許さへんから。｣
zm｢…ん。｣
2人で拳をぶつけると、顔を見合わせて少しだけ笑ってしまった。エミさんの部隊も戦車を作っていいという許可が出た。きっとこの人も今日から隈も同時に作るだろう。
廊下で別れて真っ直ぐ部屋に戻ってベッドに体を預けた。
自分の机にはお菓子作りの本が並んでるだけ。片付けはあとからするかと、今は意識を飛ばす。
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霊的なワカメ - 完結おめでとうございます！最初から読んで、あとがきよんだらもう涙が…もうゾムニキちゅきになる(( (2019年9月5日 18時) (
レス) id: b0bd222af1 (このIDを非表示/違反報告)
ニナ(プロフ) - 完結おめでとうございます！最後のぐるさんとトン氏のおめでとうの言い合いがなんか心に響いて泣きました。。 (2019年4月23日 20時) (レス) id: 0e6fc5e8be (このIDを非表示/違反報告)
七海の狐(プロフ) - 完結おめでとうございます！！初コメ失礼します！最初の方からお気に入り登録をして、更新を今か今かと、とても楽しみに待たせていただいてました！！最後までとても面白かったです！！これからも頑張ってください！！前もこれからも応援してます！！ (2019年4月3日 23時) (レス) id: 016f4e96b2 (このIDを非表示/違反報告)
かえで@チョコ(プロフ) - 完結おめでとうございます！陰ながら応援させていただいてました！作者様の書く話は全部面白くて、更新を楽しみにしていました。これからも頑張ってください！ (2019年4月3日 15時) (レス) id: 5f37b2aaaf (このIDを非表示/違反報告)
ルナ・エイヴェル - 完結おめでとうございます！いやぁ…最高ですね←毎回更新がされるたび叫びながら読んでました！新作も面白いです！これからも活動頑張ってください！お疲れさまでした！ (2019年4月3日 12時) (レス) id: ed12923335 (このIDを非表示/違反報告)
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