きゅう。 ページ9
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zm｢俺はアイツを1人で任務に行かかせることになんて反対やぞ!!｣
gr｢今回はお前だって街の方に降りて仕事があるだろ。副隊長であるAに頼むだけだ。それともあいつの実力を疑ってるのか？｣
zm｢ンなわけないやろ、アイツは実力を確実に付けとるし分かっとる。でも1人で行かせるなんて、｣
総統司令室、鈍く重い音が鳴り響く。俺はグルッペンの机を思いっきり叩けば、同行していたトントンや大先生、コネシマは顔を歪めた。
グルッペンは肘をつきながら重ねる両手の甲に顎を乗せてふぅ、と息を吐く。
gr｢反対するなぁお前も｣
zm｢当たり前や。なんかあったら｣
gr｢なんかあるのが普通じゃないのか｣
俺は反対を続けるもそれに呆れたのかグルッペンは紅い瞳を俺に向けて、じっと見透かすかのように見てくる。
それに息が詰まりそうで、1歩後ろに下がりかけた。
gr｢それを覚悟した上でAも入ってるんやろ。過保護も程々にしたらどうだ。｣
zm｢………悪かったわ｣
gr｢まぁ心配なのも無理はないが、肩の力抜けよ。アイツの強さは理解した上で送るんだ。｣
ぎっと握り拳を作ってグルッペンの言葉を思い出す。…過保護も程々に…なぁ。最近は彼女を心配で守ろうとしていたのだろうか。彼女だって軍人で強いのに、仕事を奪ってはいけない。
それも理解し、トントン達の方を振り向いてごめんな、と改めて謝った。大先生にはゾムさんも大変やなぁ、なんて苦笑いを浮かべながら言われてしまう。
さて、彼女にどう伝えようか。
こういう任務は隊長である自分が伝えろと言われてしまった。訓練指導を任せていたので訓練場に戻ると、熱心にAが指導しているのが見える。
そのAを呼んで、こちらに来てもらった。
『お疲れ様です隊長。どうかなされましたか？』
zm｢お前にグルッペンとトントン直々の依頼が入った。明後日から暗殺部隊としてリョアリ国まで行ってほしいとのことや。内容は訓練後に知らせる。｣
『…了解です！』
いきなりのことで驚いたのだろう、それに少し目を丸くするもすぐにいつもの調子に戻って敬礼をした。
なんだか少し申し訳なく思ってしまって、そんな頭を少し撫でる。
『…軍の者達が待っています。ご指導の方、今日もよろしくお願いします』
zm｢あぁわかった。うし、一緒に戻ろか。｣
少しの不安を抱きながらも、今は彼女のことを信じることしか出来ない。
明日はまた個人訓練を付けてあげようか。そう考えた。
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☆mio☆(プロフ) - 応援しています！！！頑張って下さい。 (2019年3月11日 14時) (
レス) id: b33f5bcf6c (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - 私は作者様を応援します！ (2019年3月11日 7時) (レス) id: 68477f71e3 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - 頑張ってください！ (2019年3月11日 1時) (レス) id: e8d1e397c4 (このIDを非表示/違反報告)
藍彩(プロフ) - 更新お疲れ様ですこれからも応援してます (2019年3月11日 1時) (レス) id: df9cf9fd49 (このIDを非表示/違反報告)
霞花(プロフ) - 更新お疲れ様です。四ツ谷さんはきちんとルールを守っていらっしゃるので、大丈夫だと思います。ですが、これからこの界隈として、もっとルールを作るべきかもしれませんね…。これからも頑張って下さい！ (2019年3月10日 22時) (レス) id: 137ea1b7de (このIDを非表示/違反報告)
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