よんじゅうきゅう。 ページ49
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zm｢…どうするん。アイツらのあの軍服、それに同盟って言っとたで｣
gr｢きっとロトラスとの戦争は避けて通れない。近いうちに宣戦布告されるやろうな。｣
zm｢戦争ね…｣
gr｢珍しく乗り気じゃないな｣
zm｢それなりに。戦争とか以上に大切なもん、出来てもうたし。｣
以前まではただの好きだった。
いつからか守りたい、大切にしたいという気持ちが芽生えてきてしまって、こんな過保護な形になってしまった。
自分に肩を預けて寝ている彼女の頭を撫でてやっては、そのまま手をキュッと握りしめる。それを見たグルッペンは浅く笑って、自分に目を向ける。
gr｢告白はいいのか。｣
zm｢毎日してるつもりやけどなぁ。…でも、本気で言うんはその戦争とやらが落ち着いてからにするわ｣
tn｢は？ちょっと待て、お前とかAが戦争でなんかあったらどうするん｣
zm｢なんとかなるなる｣
とか言っているものの、いつもの戦争のように自分が立ち回れるかは分からない。次はあのロトラス。誰も油断はできない。
ロトラス、と復唱して呟けば、それに気がついたマンちゃんは口を開く。
os｢ロトラスは…。…俺達より物資は安定してないものの、力がある。こっちに攻め込まれたら終わりかもしれん｣
zm｢じゃあ攻め込ませなければええ話なんやろ？｣
gr｢そう簡単に言うが…｣
zm｢簡単やよ。戦争始まって少し経ったら、俺が首を取りに行く。｣
gr｢…最悪死ぬぞ｣
zm｢毎回のことやん。俺はそれに何回も瀕しとる。｣
そう、だから関係ない。
自分の意思に珍しく呆れたグルッペンははぁ、と溜息をついた。
けどまた笑って、それなりの作戦をたてるからな、と一言。俺はその言葉に笑顔で答えて、また外の景色に目を移した。
大丈夫、守る。
どこか怖いと思っている自分が居たが、彼女の手から伝わってくる温度で、そんなのはどうでもよかった。
怖いと思うのは、ロトラスが強いからか、いつも以上に怯えているだけなのか。…どっちでもない。俺は此奴を失うのがただ怖いだけ。
城に着いても寝たっきり、そんな彼女を横抱きにして抱えて、部屋まで運ぶ。ドレスは寝にくいだろうと着替えさせたかったので少し体を拝見した。
痣はやっぱり多かった。粗方戦争やここで付いたものなんだろう。
女なのに。
そう彼女が嫌ってる言葉を思い出しつつも純粋な気持ちで着替えさせて部屋を出る。
少しだけ、少しだけだが下着姿を見て目が冴えてしまった。
寝れそうにない。
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☆mio☆(プロフ) - 応援しています！！！頑張って下さい。 (2019年3月11日 14時) (
レス) id: b33f5bcf6c (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - 私は作者様を応援します！ (2019年3月11日 7時) (レス) id: 68477f71e3 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - 頑張ってください！ (2019年3月11日 1時) (レス) id: e8d1e397c4 (このIDを非表示/違反報告)
藍彩(プロフ) - 更新お疲れ様ですこれからも応援してます (2019年3月11日 1時) (レス) id: df9cf9fd49 (このIDを非表示/違反報告)
霞花(プロフ) - 更新お疲れ様です。四ツ谷さんはきちんとルールを守っていらっしゃるので、大丈夫だと思います。ですが、これからこの界隈として、もっとルールを作るべきかもしれませんね…。これからも頑張って下さい！ (2019年3月10日 22時) (レス) id: 137ea1b7de (このIDを非表示/違反報告)
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