よんじゅうご。 ページ45
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gr｢ええか？設定上では書記長補佐官だぞ。｣
zm｢…気に入らんなぁ｣
tn｢今回ばかりは許してやゾムさん｣
そろそろセミレア国に近づいてきたのだろうか、私の我々国での設定を聞かされる。どうやらここでは書記長補佐官。つまりトントン書記長の隣的なボジション。それが気に食わないのか隊長は少しご機嫌ナナメ。
けれどあっちでは隊長のことをゾムさんと呼ばないといけないのか、とそんなことに気がつけば今度は隊長と視線が合う。
『じゃああっちでは、ゾムさんって、呼ばないとですかね。』
zm｢！…せやな、んふ、ゾムさんな｣
tn｢あ、機嫌直った｣
gr｢ちょろい奴だなゾムも｣
os｢ほんまやで｣
名前で呼んで貰えることがそこまでに嬉しかったのか変に復唱しては前の御三方に散々言われる隊長。
それにうっさいわ、と返したのを見守れば仲良いなと本当に思う。
変わらない風景を抜けては、明るい光に包まれ整備された道路を走る。ここがセミレア国…。キラキラと街が眩しい。こんなに電気使ってるんだ…。
キョロキョロ見ていると、オスマン外交官が口を開いた。
os｢…これだけがセミレア国ではないからな、Aちゃん。｣
『…どういうことですか？』
gr｢もう1つ少しここから離れた所に城下町があるんだ。んで自動車道路の交通整備がされてるのはこっちだけ。｣
『と、いうことは、』
gr｢そう、ここは富が溢れかえった、言わば金持ちが住む街や。｣
お店に立ち寄る人たちを見ていれば確かにそんなオーラを放っている。少々ゾッとしてしまったのは言うまい。…話を聞いていれば、選挙権を貰えるのもここの人達だけらしい。
…我々国の選挙権を決める際、コネシマ大佐がそれに似たものを提案したことがあると聞いたことがある。けど呆気なく却下されたと聞いた。隊長から。
それなりの国の人達を呼んだのだろか。車が多い中道路をゆっくりと車は進む。
向かう先は、ここからでも少し見える大きな宮殿。
tn｢にしても自動車なんていつから作っとったん。｣
gr｢エーミールとロボロが指揮する工業グループに頼んでてな。もう半年前には生産を始めていたらしい。俺も最近知った。｣
os｢へぇ〜…まぁそれで戦闘機とか作れたらええんやけどな。1年前から自動車作る国が急増したし。｣
tn｢まだ作っとるとこないやろ…｣
zm｢ならここが初めに作れば戦争も優位に進めることが出来そうやな｣
『うわぁ…』
改めて恐ろしいとトコトン感じる。
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☆mio☆(プロフ) - 応援しています！！！頑張って下さい。 (2019年3月11日 14時) (
レス) id: b33f5bcf6c (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - 私は作者様を応援します！ (2019年3月11日 7時) (レス) id: 68477f71e3 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - 頑張ってください！ (2019年3月11日 1時) (レス) id: e8d1e397c4 (このIDを非表示/違反報告)
藍彩(プロフ) - 更新お疲れ様ですこれからも応援してます (2019年3月11日 1時) (レス) id: df9cf9fd49 (このIDを非表示/違反報告)
霞花(プロフ) - 更新お疲れ様です。四ツ谷さんはきちんとルールを守っていらっしゃるので、大丈夫だと思います。ですが、これからこの界隈として、もっとルールを作るべきかもしれませんね…。これからも頑張って下さい！ (2019年3月10日 22時) (レス) id: 137ea1b7de (このIDを非表示/違反報告)
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