よんじゅうさん。 ページ43
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os｢ほんまは俺が仕立てたかったんやけどね〜｣
『これを着て今日行くんですか…』
色は黒。所々のラインにエメラルドグリーンが入っている。丈は普通に長いが体のラインがよく目立つようなドレス。
…何よりも背中が大きく開いている。まだ紐があるだけマシなのだが。
私が着ていいのかと身が震える。
zm｢ちっす、マンちゃん。Aどうなりそう？｣
os｢あと服きて髪型整えるだけやで。お、ゾムもバッチリ決まっとるやん。髪固めたんやな｣
zm｢あぁ、大先生にな…。｣
後ろを振り向いてみれば、スーツ姿の、しかも髪型をオールバックに固めた隊長がそこに居た。
不覚にもキュンと来るものがあり、咄嗟に顔を逸らす。それを見たのか分からなかったが隊長は私の近くに来て、肩をぽん、と撫でては私の顔を覗いた。
その美麗な顔は近くに来て、私の目を見つめる。
zm｢メイクええやん｣
『そ、そう、でしょうか…。』
zm｢ん。…あ、俺も整えたんやで｣
『似合っております…』
zm｢んふ、そーか？はよAのドレス姿も見たいわ〜。俺とグルッペンでそのドレス仕立てたんやで。｣
私が持っているドレスを指さし、また目を細めた。これを、隊長と総統閣下が…？どんな気持ちでこれを仕立てたのかがよくわからず頭に？を浮かべるばかり。
1人でドレスを着るも思った以上に背中が寒い。しかしそれほどきつくはない。むしろピッタリだ。
何故ピッタリなのかは置いておくとして、御二方の元に早く戻らなければ…急ぎ足でヒール音を鳴らす。…少し高いけど上手く歩けてるのかな…。
こういうのを着る機会がなかったからかそこまで意識はしていなかったが、筋肉をあまり付けなくて良かったと思う。隊長には筋トレはそこまでしなくてもいいと言われていたのがこうなって返ってくるとは…。
終わりました、と遠慮気味に前に出てみるとオスマン外交官は惚れ惚れとしているかのように目を細めて、隊長は口元を抑えて私の姿を見つめる。
似合ってるのかは自分でわかるはずもなく、ただ送られてくる視線に頭の角度を落とすだけ。
os｢ええなぁ、可愛ええし綺麗｣
『あ、ありがとう、ございます…！』
os｢ほらゾム。｣
zm｢…似合っとる、｣
横を向きぼそりと素っ気なく伝えられたが、耳が少し赤くなっているのを私は見逃さない。
少し初々しい隊長が可愛く見えてつい笑ってしまう。
オスマン外交官にドレッサーの前まで誘導され、クシを片手に髪へと手が触れた。
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☆mio☆(プロフ) - 応援しています！！！頑張って下さい。 (2019年3月11日 14時) (
レス) id: b33f5bcf6c (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - 私は作者様を応援します！ (2019年3月11日 7時) (レス) id: 68477f71e3 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - 頑張ってください！ (2019年3月11日 1時) (レス) id: e8d1e397c4 (このIDを非表示/違反報告)
藍彩(プロフ) - 更新お疲れ様ですこれからも応援してます (2019年3月11日 1時) (レス) id: df9cf9fd49 (このIDを非表示/違反報告)
霞花(プロフ) - 更新お疲れ様です。四ツ谷さんはきちんとルールを守っていらっしゃるので、大丈夫だと思います。ですが、これからこの界隈として、もっとルールを作るべきかもしれませんね…。これからも頑張って下さい！ (2019年3月10日 22時) (レス) id: 137ea1b7de (このIDを非表示/違反報告)
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