よんじゅういち。 ページ41
.
zm｢無防備な奴やな…｣
『たいちょ、…』
zm｢なんで風呂出たらお前がおるん？ここ男湯やで？｣
『だから話を』
zm｢無理。白シャツに短パンでちょっと透けてんのはずるいわ。｣
前もこんなピンチがあった気がする。しかしそれとは格が違う。かなりのピンチだ。
まず、こうなったのには原因が色々ある。
『…私が、ですか？』
tn｢お願いされてくれへんかな、一緒に入れとは言わん、風呂入れて洗って、湯船浸からせればそれでええから！！｣
『う、うーん…分かりました。』
個人部屋の風呂は今工事でお湯を止めている。その為幹部、一般兵専用の大きなお風呂が作られた。私はしんぺい神軍医の方まで行って入らせてもらっていたのだが…。
なんでも、隊長1人だと子供でも風呂で暴れかねない為入れて欲しいとのこと。…トントン書記長だと断れないのが難点で、渋々了承をしてしまった。
周りの幹部方より早めに風呂を開けて、鍵を閉めてから入って欲しいと言われる。軍服では入れられないから白いシャツに短パンで来たのはそういうこと。
『頭洗うよ〜』
zm｢ん〜。｣
なるべく柔らかく、体は見ないようにと腰にタオルを巻き上半身だけを出してもらった。
それでも見ないようには心掛ける。体は上半身だけを(目を瞑って)洗ってあげて、下半身はこれまた自分でやってもらった。
ごめんね、と謝ったらううん、大丈夫と可愛い笑顔を向けられて胸が痛んだけど気の所為だと信じよう。
…そう、だからあとは湯船にしっかり肩まで浸かって、上がっておいでと言った。
zm｢は？｣
『…………え』
脱衣所に戻ってきた裸の隊長は肩にタオルを掛けて、何故か大人の姿に戻っていた。
よく分からないまま私の格好を見た隊長は何故か押し倒してきて、この状況に至る。
『ひ、ぁっ…やめ、っ…隊長、ちっちゃくなってたんです!!』
zm｢…？｣
『それで、お風呂入れたら何故かその姿に戻ってて…。…嘘じゃないんです、信じて、ください。』
服に手をかけられて危ないと思った時、咄嗟に口からその言葉が出てきた。…怖かった、ギラギラした目を見るのは少し久しぶりで。
隊長はそんな私の目を見て嘘ではなさそうやな、と呆れながらも退いてくれる。良かった、と安堵の息を漏らした。
後日トントン書記長からきちんと事情を聞き、お茶菓子を持って謝ってきた話はまた今度にしようか。
.
有さん、リクエストありがとうございました!雑で申し訳ないです…!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1130人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
☆mio☆(プロフ) - 応援しています！！！頑張って下さい。 (2019年3月11日 14時) (
レス) id: b33f5bcf6c (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - 私は作者様を応援します！ (2019年3月11日 7時) (レス) id: 68477f71e3 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - 頑張ってください！ (2019年3月11日 1時) (レス) id: e8d1e397c4 (このIDを非表示/違反報告)
藍彩(プロフ) - 更新お疲れ様ですこれからも応援してます (2019年3月11日 1時) (レス) id: df9cf9fd49 (このIDを非表示/違反報告)
霞花(プロフ) - 更新お疲れ様です。四ツ谷さんはきちんとルールを守っていらっしゃるので、大丈夫だと思います。ですが、これからこの界隈として、もっとルールを作るべきかもしれませんね…。これからも頑張って下さい！ (2019年3月10日 22時) (レス) id: 137ea1b7de (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
