ご。 ページ5
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sho｢よろしくな！｣
『よ、よろしくお願いしますっ…』
シャオロン大佐は私に握手を求めてきて、それに応え手を合わせる。相手はシャオロン大佐。接近戦が何よりも強く、隊長と並ぶ程。
…接近戦で勝負なのに勝機あるのかこれ。
今回はゴムナイフ。あてた方が勝ちというルールでいて、お互い全力でやること。
全力？
シャオロン大佐が私に本気で来るという事実に顔を青くした。
アップを取りながら隊長の方に目をやれば、ふ、と微笑んで私に手を振ってきてくれる。そのお顔はやはり整っていて、頭を下げてから少し頬を赤らめた。
さて、そろそろか。お互いアップが終わると、定位置につく。
zm｢…スタート！｣
ピーッというホイッスルが鳴り響いて、私達はお互いに距離を詰めた。一蹴りして、また一蹴り。確実に距離を詰めるも、大佐の方が先にナイフを腕目掛けて狙ってくる。
それが危ないと的確に判断し、その腕の下を通って裏に回れば、首にナイフを確実に当てようと構えた。
けれど刹那、構えて狙いを定めるのに時間がかかった私は、シャオロン大佐にすぐ後ろを振り向かれて手を払われる。
あと、もう少しで当てれたかもしれないのに…!!ぐ、と奥歯を噛み締めてとりあえずは距離を置こうと後ろに下がった。
また行こうと前に走り出すと、シャオロン大佐は動こうとしない。
何故だ、と思うがチャンスかもしれない。けど前から振りかぶったら隙を見られる可能性もある。なんとか冷静に考える私は、細いシャオロン大佐のお腹に突っ込んで、押し倒そうと試みた。
…そう、押し倒そうとしたのだ。
右手を伸ばした矢先、腕を両手に取られてずだんっ、という音ともに背負い投げをされる。背中に衝撃が走った自分は、かはっ、という声と共に情けなく倒れ込んだ。
シャオロン大佐はその私にナイフを突きつけようと心臓をめがけるも、ゴロン、と即座に横に転がって間一髪避けきる。
…力技はやはりダメか。ぐっと息を飲んで腕の力を利用して立ち上がる。
だがシャオロン大佐は目の前に居ない。どこだ、と周りを探すがこっち、と聞こえた方向は…上。
体制を立てて避けようとしたが寧ろそれを受け止める形となり、シャオロン大佐は私の体を跨いで上に乗った。
あぁ、やられた。
そう思った時には息をする間もなく肩にゴムナイフを当てられて、また同じホイッスル音が鳴り響く。
はぁ、と疲れ切った声でシャオロン大佐は私の横に寝転がり、息を上げていた。
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☆mio☆(プロフ) - 応援しています！！！頑張って下さい。 (2019年3月11日 14時) (
レス) id: b33f5bcf6c (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - 私は作者様を応援します！ (2019年3月11日 7時) (レス) id: 68477f71e3 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - 頑張ってください！ (2019年3月11日 1時) (レス) id: e8d1e397c4 (このIDを非表示/違反報告)
藍彩(プロフ) - 更新お疲れ様ですこれからも応援してます (2019年3月11日 1時) (レス) id: df9cf9fd49 (このIDを非表示/違反報告)
霞花(プロフ) - 更新お疲れ様です。四ツ谷さんはきちんとルールを守っていらっしゃるので、大丈夫だと思います。ですが、これからこの界隈として、もっとルールを作るべきかもしれませんね…。これからも頑張って下さい！ (2019年3月10日 22時) (レス) id: 137ea1b7de (このIDを非表示/違反報告)
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