さんじゅうご。 ページ35
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帰ろ、と手を差し出されてそのまま手を繋ぎ城まで帰る。お忍びかは分からないけどほんとに楽しかった。色んなものを貰ったからとかそう言う理由では無くて、ただほんとに純粋に。
頬を緩ませながら歩いて帰っていれば、隊長は私の顔を見て嬉しそうに目を細めた。
『？どうかしました？』
zm｢あ、いや。…俺だけが楽しんどるかなって思っとったけど、｣
『！そんなっ、私も楽しかったです!!』
zm｢おん、今さっきの顔見て分かったで。｣
訂正してもわかり易かったらしく、優しく柔らかい笑みを浮かべてそう言ってくれた。分かりやすかったか、と顔を熱を集めればきゅっと手を握る手が強くなった気がする。
もう辺りは暗くて、夕飯の時間も過ぎてるのでは、と心配になった。
…あれ、そう言えば、
『隊長、インカムの方って…』
zm｢ロボロのシステム管理室侵入して俺のだけ電源切ったわ。もうそろそろロボロが気づくはず。あれ端っこにあって気付きにくいから。｣
『えぇ…』
尚更怒られるような気がしなくもないが、自分の隊長を止めもせず楽しんでしまった私も私だ、大人しくトントン書記長に怒られるとしよう。
帰って怒られるのか、となんだか複雑だけれど首元からくるひんやりとした感覚は嬉しい以外の何物でもない。
頬を緩ませて歩き、一応デートと呼ばれるこれは、幕を閉じた。
tn｢反省は？｣
zm｢…してます。｣
tn｢…A？｣
『ごめんなさい…』
帰ってきてみると廊下を巡回していたトントン書記長に運悪くもばったり会ってしまった。私達二人は顔を青くして、隊長なんかは逃げようとも試みたらしいが呆気なく捕まって終わる。
そのまま書記長室まで連行されてしまい、仲良く正座をしながら話をただただ聞く。
tn｢連行したのはゾムやけどそれを止めなかったAもAやで。｣
『ﾊｲ…』
その通り過ぎて何も言えない。肩を落とし、話を聞くこと約数十分。やっと終わり、書記長室から出てきた。
出てこれた時にはお互い顔が窶れていて、どこか面白くて笑い合う。
宝物がまた1つ、増えました。
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こすもす姫さん、リクエストありがとうございました！
ここでお知らせです、今日から更新が少なくなります。基本1回、多くて2回です。忙しくなりそうで…。本当に申し訳ありません…。
それとリクエストありがとうございます！まだ受けつけていますので、是非よろしくお願いします。
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☆mio☆(プロフ) - 応援しています！！！頑張って下さい。 (2019年3月11日 14時) (
レス) id: b33f5bcf6c (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - 私は作者様を応援します！ (2019年3月11日 7時) (レス) id: 68477f71e3 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - 頑張ってください！ (2019年3月11日 1時) (レス) id: e8d1e397c4 (このIDを非表示/違反報告)
藍彩(プロフ) - 更新お疲れ様ですこれからも応援してます (2019年3月11日 1時) (レス) id: df9cf9fd49 (このIDを非表示/違反報告)
霞花(プロフ) - 更新お疲れ様です。四ツ谷さんはきちんとルールを守っていらっしゃるので、大丈夫だと思います。ですが、これからこの界隈として、もっとルールを作るべきかもしれませんね…。これからも頑張って下さい！ (2019年3月10日 22時) (レス) id: 137ea1b7de (このIDを非表示/違反報告)
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