にじゅうろく。 ページ26
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『…隊長は私とは違う声が聞こえて心配だったから来てくれたんですね？』
gr｢いやコイツ勝手にドア開けて入ってき｢グルッペン黙れ｣…。｣
『……色々怪しそうですけど分かりました。総統閣下はこれからどうするのですか？』
タンスの事もうまく言いくるめられてしまい、なんとか事は解決した。
総統閣下にそう聞いてみると、少しだけ悩んでからもう少しここに居るわ、なんてまるで決定事項のように言ってくる。
…ここ私の部屋なんだけどなぁ。変わらずに少し変なうちの総統閣下には頭が上がらない。この人もまた、戦場ではまるで別人と言えるぐらいに人格が変わる人だ。
これも含めて変と言えるのか…。どこか今でも見えるこの威厳っぷりに自分の頭が上がる様子はない。
zm｢グルッペンが居るなら俺も居る｣
『…はーい。紅茶でも容れますね。』
旅をよくしている友人から貰ったハーブティーの茶葉を取り出し、オスマン外交官に教えて貰った通りに容れることに。
容れ方だけでだいぶ変わるもんな、と3つのティーカップを取り出した。
これもまた、茶葉を貰った時に一緒に貰ったものだ。
『どうぞ、お口に合うか分かりませんが…。』
gr｢…ほう、良い香りだ。頂こう。｣
zm｢俺の分までありがとうな。｣
総統閣下という国の頂点に立つ人に自分の容れた紅茶を飲んでもらうということはずっと緊張する。
総統閣下は少し目を見開いて私の方を見る。
gr｢驚いた。オスマンが容れてくれる紅茶によく似とる。｣
『え…』
zm｢あー。前マンちゃんに容れ方教えて貰ってたやん。｣
gr｢しかし茶葉とは関係が…。これってアルゼニア産のか？｣
『は、はい、貰い物ですが…。』
gr｢俺はここの紅茶が好みでな…｣
光栄ですと頭を下げた時、何回ものノック音がする。今度は誰だ、とドアをカチャッと開けた瞬間に出てきたのは顔色がいつもと明らかに違うトントン書記長。
tn｢グルッペンは…って居った！｣
gr｢げっ、｣
tn｢なーにがげっや、Aの所とか卑怯なことも考えたもんやな!?反省文やで反省文!｣
gr｢あぁ〜嫌なんじゃ〜!!｣
嵐のように過ぎ去っていき、隊長と私は言葉を失う。総統閣下に容れた紅茶はもう既に空っぽになっていて、ほっと肩を下ろす。
暇になり隊長と雑談をしていたが、あの日私が総統閣下を見ることは無かった。
そして、黄緑色の下着が無くなったことに気がつくのは次の日の朝。
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アニオタ腐女ジョ子さんリクエストありがとうございました!
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☆mio☆(プロフ) - 応援しています！！！頑張って下さい。 (2019年3月11日 14時) (
レス) id: b33f5bcf6c (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - 私は作者様を応援します！ (2019年3月11日 7時) (レス) id: 68477f71e3 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - 頑張ってください！ (2019年3月11日 1時) (レス) id: e8d1e397c4 (このIDを非表示/違反報告)
藍彩(プロフ) - 更新お疲れ様ですこれからも応援してます (2019年3月11日 1時) (レス) id: df9cf9fd49 (このIDを非表示/違反報告)
霞花(プロフ) - 更新お疲れ様です。四ツ谷さんはきちんとルールを守っていらっしゃるので、大丈夫だと思います。ですが、これからこの界隈として、もっとルールを作るべきかもしれませんね…。これからも頑張って下さい！ (2019年3月10日 22時) (レス) id: 137ea1b7de (このIDを非表示/違反報告)
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