にじゅうご。 ページ25
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今日も隊長の個別訓練終わった。汗をかきながらも早く部屋に戻ってシャワーを浴びようと思い、足の方向を部屋に向かわせている。
曲がり角を曲がったらもうすぐ
…の所で、自分は背の高い誰かとぶつかってしまって、私だけが尻もちをつく形となってしまった。
誰だよ、と思いながら見上げては、自分が影に居ても分かる金髪、黒い軍服に紅く鋭い眼光。
『そ、総統かっんぐ、っ』
gr｢しーっ静かにしてくれ！…今はトントンから逃げているところなんだ。今さっき撒いたばっかりだから見つかるかもしれん。｣
『…何したんですか』
gr｢冷蔵庫の中にあったケーキ全部食べただけ。｣
そりゃ怒られるでしょうよ、と心の中で溜息をつく。ついてしまったか分からないが立ち上がってお尻の埃を落とし、それでは頑張ってくださいと言葉を残して部屋に戻ろうとした瞬間、
総統閣下は何かを思いついたのか過ぎ去ろうとした私の腕をいきなり掴んだ。
gr｢匿ってくれへんか？｣
『…ん？』
gr｢気にしないでシャワー行ってきていいぞ。｣
『気にしてるから行けないんですよ…』
結局私の部屋に上がり込んできた総統閣下は、ソファに座って私の読みかけの厚い文庫を手を取った。
パラパラと捲り、ふむ、と声に出す
gr｢俺はこれでも読んでいるとしよう｣
『…あーそれですか。』
gr｢何かまずかったか？まずいのならやめておくが。｣
『いえ、エーミール教授から借りた物なので。読んでいただいて平気ですよ』
しょうがない、この人が飽きてどっかまた行くかトントン書記長が迎えに来てくれる迄はここで匿うか…。夕飯の時間までゆっくり出来ると思っていたがまぁそうもいかないらしい。
…とにかく風呂に入ろう。
部屋の鍵も確認していなかった私は、洋服と下着を持って脱衣所まで足を急がせた。
ゆっくりお風呂に入れたのはいいものの、ここからどうしようかと頭を捻る。髪を乾かしてから部屋に戻ると、人影が2つに増えていることに気がついた。
…あれ？
zm｢これヤバない？｣
gr｢そんな趣味があるのか…｣
zm｢これも持ってく必要がありそうやな…。｣
『…あの。』
どうして総統閣下と隊長が人のタンスを漁ってるのでしょうか。そんな気持ちを込めながら声をかけてみると一気に顔はこちらに向けて青白くなっていく。
…いや、総統閣下はともかくなんで隊長がいるんですかね。
私から出ているであろう威圧感に、2人は苦笑いを続けていた。
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☆mio☆(プロフ) - 応援しています！！！頑張って下さい。 (2019年3月11日 14時) (
レス) id: b33f5bcf6c (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - 私は作者様を応援します！ (2019年3月11日 7時) (レス) id: 68477f71e3 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - 頑張ってください！ (2019年3月11日 1時) (レス) id: e8d1e397c4 (このIDを非表示/違反報告)
藍彩(プロフ) - 更新お疲れ様ですこれからも応援してます (2019年3月11日 1時) (レス) id: df9cf9fd49 (このIDを非表示/違反報告)
霞花(プロフ) - 更新お疲れ様です。四ツ谷さんはきちんとルールを守っていらっしゃるので、大丈夫だと思います。ですが、これからこの界隈として、もっとルールを作るべきかもしれませんね…。これからも頑張って下さい！ (2019年3月10日 22時) (レス) id: 137ea1b7de (このIDを非表示/違反報告)
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