にじゅうさん。 ページ23
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倉庫に用事が出来た為、グラグラと重いダンボールを持って歩く。用事とは言ってもこれを持って行って欲しいと頼まれただけ。
確かひとらんらん大佐が率いている軍隊の副隊長だっただろうか。この後もやることは無かったので普通に受け取った。しかしこんなに重いとは聞いてない。
何を入れてるんだ…。
やっと倉庫に着き、カードを差し込んでから入る。ここの倉庫は幹部様と副隊長しか入ることは許されていない。なので普及されたカードを必ず自分で所持するようにと言われていた。
倉庫は高いところしか空きがなくて、なんとか腕を伸ばして収納を試みる。プルプルと震えるが何故か脚立が見当たないのでこうするしかない。
トレーニングちゃんとするべきだった、と思っていた矢先、腕が急に軽くなる。
『っ、え…』
eml｢よ、っと…。…大丈夫ですか？｣
『エーミール教授!!?』
音がしなかったので来たことがわからなかった自分は目を疑った。エーミール教授はなんでそんなに珍しそうにしてるんだと言わんばかりに瞬きをして不思議そうにしており、1度息を整えた。
にしてもエーミール教授がやってくれたのか、と上に収納された荷物を少しだけ見る。
eml｢少し捜し物でこちらに来てみたら昔の教え子が困ってたので｣
『助かりました…。』
eml｢大丈夫ですよ。よくゾムさんから話は聞いてます。うちの副隊長が可愛いやら好きやらなんやら。｣
『あはは…きっと、隊長も私で遊んでいるのだと思います。』
そう、そうじゃないと普段から手厳しい隊長があんな丸くなるはずはない。それを考えているのは自分だと言うのに少々なんとも言えない気持ちになる。
その私の言葉を聞いたエーミール教授はまた不思議そうに目をぱちぱちと瞬きさせる。
けれどその後に薄く笑って私を見ていた。
eml｢なるほど、Aはそう捉えてるんやな。これはゾムさんも厄介だ。｣
『…？』
eml｢あぁいや、こっちの話。｣
エーミール教授の口調が崩れたと思ったら急にそんなことを言い出す。自分にはよく意味がわからなくて、首を傾げるばかり。
そうだ、と思ったようにエーミール教授の顔を見る。私が急に目を合わせると少し顔が赤くなった気がした。
『何をお探しになられてるんですか？』
eml｢本。グルッペンさんに聞いてみたらここに置いた気がするって言われて。｣
『なるほど。』
エーミール教授は自分の教授だったということもあり、周りの幹部の方より話すのは気楽だった。
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☆mio☆(プロフ) - 応援しています！！！頑張って下さい。 (2019年3月11日 14時) (
レス) id: b33f5bcf6c (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - 私は作者様を応援します！ (2019年3月11日 7時) (レス) id: 68477f71e3 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - 頑張ってください！ (2019年3月11日 1時) (レス) id: e8d1e397c4 (このIDを非表示/違反報告)
藍彩(プロフ) - 更新お疲れ様ですこれからも応援してます (2019年3月11日 1時) (レス) id: df9cf9fd49 (このIDを非表示/違反報告)
霞花(プロフ) - 更新お疲れ様です。四ツ谷さんはきちんとルールを守っていらっしゃるので、大丈夫だと思います。ですが、これからこの界隈として、もっとルールを作るべきかもしれませんね…。これからも頑張って下さい！ (2019年3月10日 22時) (レス) id: 137ea1b7de (このIDを非表示/違反報告)
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