じゅうきゅう。 ページ19
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zm｢おやすみ。トントンの仕事の手伝いもええけどちゃんと治すんやで。｣
『はい。ほんとに今日はありがとうございました。おやすみなさい…』
きちんと90度、頭を下げてからドアの鍵を閉める。薬が切れた為か痛みが少しあり、よろめきつつもばたりと音を立ててベッドに転がり込む。
明日から訓練は停止、トントン書記長の苦労を拭うことが出来るのは嬉しいものの、隊長と顔を合わせる時間が少なくなると思うとどこか寂しい。
…私も隊長のペースに飲まされてる気がしてならない。ココ最近だとあのお方と話すだけでどこかワクワクしてしてしまう。最初の方はずっと緊張してたのだが。
『…会いに行くなんて、悪くて出来ないし…。それに隊長だって、遊んでるのかもしれない…』
隊長も昔はよくやんちゃしてたとか言ってたので可能性もないとは言いきれない。それこそあると言い切ることもできないが。
今日は一段と隊長と言う存在が不思議に思えた日だった。…それと同時に、どこか嬉しさが混じっているのは言うまい。
瞼がだんだんと重くなってきて、電気も消灯があるからいいだろうとそのまま目を瞑って夢の中に入っていった。
『…もう、朝？』
カーテンから溢れんばかりの漏れ出す光がここぞとばかりに目に差し込む。それが眩しくて体を起き上がらせてみれば時刻は8時半。朝食の時間は過ぎていて、やってしまったと後悔する。
…まぁ昨日のことから行きづらいし、今から行っても食堂はしまらないはず。それを信じていつもの服に着替えると、昨日より足が軽いことに気がつく。
…しんぺい神軍医が塗ってくれた薬にどんな効果があったのだろうか。一度包帯を緩めて見てみたが傷口は完全にとは言わずとも少し塞がっていて、目を見開いた。
『…ご飯食べたら医務室行って、トントン書記長のところに行こうかな。』
早速今日の予定が決まり、部屋から出て鍵をかける。その鍵はポケットに仕舞い、少しご機嫌に廊下を歩いていた。
しかしそんな清々しい朝の中、違う軍隊の兵は私の肩にぶつかる。…わざとのように見えたが気にしなくてもいいだろう。
そいつは何かを言いかけていたがそれすらも無視して食堂に駆け込む。流石にまだ走ることなんてできないのでなるべく早い足取りで。
朝からとんだとばっちりだ、と思ってもしょうがない。朝食で気分を整えよう。
今日の朝食は白米に味噌汁、鮭。なんとも自分の好きな和で揃えられた物で、頬を緩めた。
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☆mio☆(プロフ) - 応援しています！！！頑張って下さい。 (2019年3月11日 14時) (
レス) id: b33f5bcf6c (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - 私は作者様を応援します！ (2019年3月11日 7時) (レス) id: 68477f71e3 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - 頑張ってください！ (2019年3月11日 1時) (レス) id: e8d1e397c4 (このIDを非表示/違反報告)
藍彩(プロフ) - 更新お疲れ様ですこれからも応援してます (2019年3月11日 1時) (レス) id: df9cf9fd49 (このIDを非表示/違反報告)
霞花(プロフ) - 更新お疲れ様です。四ツ谷さんはきちんとルールを守っていらっしゃるので、大丈夫だと思います。ですが、これからこの界隈として、もっとルールを作るべきかもしれませんね…。これからも頑張って下さい！ (2019年3月10日 22時) (レス) id: 137ea1b7de (このIDを非表示/違反報告)
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