じゅうはち。 ページ18
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お風呂に入ろうと思い、あの後付き添ってくれた隊長としんぺい神軍医の所を訪ねた。話によると今日と明日だけはまだ傷口が塞がっていないらしく、痛み止めを飲んでからの入浴となる。
(因みに様付けはやめてくれとこれまた頼まれてしまったので大人しく外しておいた。)
傷口を見るのは少々あれだがやらかした自分が悪いのだとため息を零す。痛み止めとは言っても所詮は薬の為少しの痛みはくるらしい。
zm｢一緒入るか？｣
『お気持ちだけで十分ですよ』
zm｢そうかぁ…｣
sn｢じゃあ僕と一緒に｣
zm｢大丈夫です大人しく待ってます｣
『え、隊長部屋に戻らないんですか』
zm｢俺はまだお前を送るっていう役目が残っとるから。｣
ゆっくり入ってきぃや、と医務室にあるお風呂を借りることにした私はそんな隊長の言葉を聞きながらもお風呂に入らせてもらう。
兵の部屋にあるお風呂よりもこちらの方が傷も治りやすいとかなんとか。
なんとか体も洗い終わって湯船に浸かると、ふぅ、と1つ声を漏らした。気持ちよくて暖かい。少しの痛みは出てもこの心地良さには勝てなかった。
ウトウトとし始めて、なんとか意識を戻すと思い切り水の音を立てて立ち上がった。危ない、流石にここで寝るのはまずい。
痛み止めのこともあり足のことを気にせず歩いて脱衣場に出ると、タオルで体を拭く。着替える前に自分の体を見て思ったことは、汚らわしいという言葉だけだった。
軍人だと主張するようにあちこちに出来た打撲跡や擦り傷は、決して見ていいと思えるものでは無い。
しかし私はこれで満足していた。これでいい。頑張ってるのならそれで。
気持ち悪いと言っていたあの兵士の言葉は間違いでない。寧ろ正しいしそう思うのは無理もない。
軍人に自分がなりたいと言った時は、何度も周りには否定されたのだから。
『お風呂、ほんとにありがとうございました、しんぺい神軍医。』
sn｢名前もちゃんと呼んでくれて嬉しいわ〜。ええのええの！怪我が完治するまではここ通ってな。｣
『はい、そうさせていただきます』
zm｢A、ここ座って、髪乾かしたるよ。｣
和やかに話しているとドライヤーを持った隊長はこっちと言うように手を動かしていて、断る理由も無くお言葉に甘えて目の前にある丸椅子に座らせてもらった。
緩く暖かい風邪が吹いて、隊長の手が髪に触れる。
zm｢んん"…良いシャンプーの匂いと風呂上がりはそそるわ…｣
『…聞かなかったことにしますね』
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☆mio☆(プロフ) - 応援しています！！！頑張って下さい。 (2019年3月11日 14時) (
レス) id: b33f5bcf6c (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - 私は作者様を応援します！ (2019年3月11日 7時) (レス) id: 68477f71e3 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - 頑張ってください！ (2019年3月11日 1時) (レス) id: e8d1e397c4 (このIDを非表示/違反報告)
藍彩(プロフ) - 更新お疲れ様ですこれからも応援してます (2019年3月11日 1時) (レス) id: df9cf9fd49 (このIDを非表示/違反報告)
霞花(プロフ) - 更新お疲れ様です。四ツ谷さんはきちんとルールを守っていらっしゃるので、大丈夫だと思います。ですが、これからこの界隈として、もっとルールを作るべきかもしれませんね…。これからも頑張って下さい！ (2019年3月10日 22時) (レス) id: 137ea1b7de (このIDを非表示/違反報告)
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