【文スト】トリップしたら作之助さんに愛されました【男主】

魔術が三十一 ページ33

死「でね、その時彼はこう云ったんだよ…」

敦「えぇ！？そんな事が………」





太「………はぁ」

織「どうしたんだ太宰」

太「織田作…織田作はさ、同姓に…その…」


おお、なにやら話しておりますな。あぁこれ？聞こえてるんじゃあ無くて………
テレパシーって云う、相手の心情などを五感に頼らないで感じとることだよ。

それにしても太宰さん、敦君に惚れタのカァ…


死「………」ｼﾞｲｯ…

敦「で、その人どうなったの？」

死「あ、あぁ………それでね」


うん、大変そうだなぁ。僕は作と両思いだったから苦労シテナイけどね(笑)
ヨォシ、此処は一つ手伝いしてあげよう！


死「敦君、敦君やい。君は太宰さんの事どう思ってるの？」

敦「！？どう、どうし、なんで？」


敦君、そのままどうしてでいいと思うよ？


死「いや、敦君の恩人って太宰さんなんでしょ？だから………」

敦「んー………仕事をしない、変な趣味持ってる、一言で云うと変な人…」


………デスよねぇー
道のりは遠かった………太宰さんドンマイ


敦「でも………」

死「何？」

敦「やるときはやるし、なんだかんだ云ってお世話にもなってるし…いい人だと思うよ」


おおー！！！


敦「………変人じゃあなければ」

死「ぶっ………」


やっぱり道のりは遠かった………

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