バレーボールから逃げきれない。【影山飛雄】

変人コンビの衝突 ページ42

武田「明日はお伝えしてた通り
体育館に点検作業が入るので部活はお休みです

ゆっくり休んでください」


「「「ありがとうございました！！！」」」




結局あれから

"打たされてる感覚"を捨てるために
日向は試合にでないまま

烏野高校は宮城県に帰ってきた



次の合宿は再来週

夏休みに入ってからだ




『ごめん仁花、先出てていいよ！
ボトルなおしてから帰るから！』

仁花「あ、ありがとう！」




３対３に、青城との練習試合

GW合宿での音駒との練習試合はみてないけど
IH予選を三回戦ともすべて見た



正式に入部したのは最近でも
あの二人のことを何も知らないわけじゃない



何か私にできることないのかな




『(…あれ？体育館電気ついてる)』


「もう一回！！！」


『！』




日向の声だ


まさか影山と練習してるのか？


合宿帰りだし今日はやめといた方が…





日向「それじゃあおれは上手くなれないままだ！」




体育館を覗くと

コートにはたくさんのボールが落ちていた


日向と影山の雰囲気が変だ




影山「春高の一次予選は来月だ
すぐそこだ

そん時武器になんのは
完成された速攻と現時点で全く使えない速攻どっちだよ！？あ！？」




影山が日向の胸ぐらを掴んだ


ボール出しをしてくれてたんだろう、
仁花がうろたえる


どこからどうみてもケンカだった

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