検索窓
今日:17 hit、昨日:3 hit、合計:9,517 hit

45話 ページ46

#





「本当に上手いか?」


「ぁ当たり前ですよ……!」


「そうか」






カタリと紅茶のお皿を置く。
実は真横に座っているのだが.....ため息をつく音がした。





「どうしまし......」


「お前だけだぜ...俺の料理上手い。
なんて.....最高に嬉しいぜ」






アーサーの緑色した綺麗すぎる目は
どこか寂しそうで昔を懐かしむような
そんな澄んだ瞳だった。



「へ.......」



とフランシスが目をつむり笑う。
珍しき純情な感想を述べたアーサーはどこか可笑しかった。






「ありがとなA」







アルフレッドとマシューは目の前の風景を見て、愛し合う二人を思い出した。






「そんなことないです。本当に美味しい(まずい)


「紅茶も飲めよ!ははは」


「はい。ありがとうございます__sir」






これが精一杯のお礼だった。





「……」






アルフレッドは今のAと初めて会った日を思い出す。
イギリスと話をしているAはまるで
自分と初めて会った時のまんまだ。




__彼女は微笑んだ。困ったように。
少し.....寂しそうに。__




今は落ち着いたような、幸せのような
畏れているような....そんな顔をしている。






「あのもう一つ手作りのやつがあるんだが
コレ食うか?」


「「「〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?」」」





noooooooooooo!!!!








神様。
































#

激動の100年間 (前)→←44話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
7人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミクロ | 作成日時:2017年2月28日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。