I miss you ＿

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４３話ページ44

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「ご兄弟ですか？こう見ると顔が似ていらっしゃる....」

「まぁね！」

「そうだよ......」

メガネは二人とも一緒だ。
だけど顔が本当にソックリ。一卵性の双子みたい。

「本当ですか。なぜか縁を感じました」

正直に言えばツライ。
アルフレッドの横の彼は何か言いたげに
口を開いては閉じてしまった。

ありがとうマシュー。

貴方は優しい。

「Sense of intimacy(親近感)？」

そんな時。

「もーAちゃん！お兄さん置いてくなんてひどいわ！」

まさかだと思ったが
フランス、フランシスは調理場から出てきたのだ。

「ぁあ。フランシスさん......」

Aは、あははと苦笑いをした。

「皆んな揃ってるな！」

次に出てきたのは
料理を手にしたアーサー。

「うぅ」

「あゎゎゎゎ」

目の前で二人は怯えていた。
勿論味を知るAも内心怯えた。

怯えるというよりは
期待が全くない自分が怖かった。

「カナダも食べに来てくれたのか！アメリカの分もあるから安心しろ」

「「What a joke ！」」

そう言いながらものすごい笑顔で
テーブルにお皿を並べていく。
マシューとアメリカは顔を見合わせショックを受けた。

「どういうこと.....!!」

「イギリスのやつ.....！今日は嫌な１日だよ！なんて日だ！」

なんて日だw

アルフレッドは腕組みをして怒りを表現する
しかしシグレの目からすれば料理はさほど不味そうではない。

「美味しそうに見えますが...まだ食べてもいないですし美味しいかもしれませんよ？」

「ぇ....あ、ああそうだね」

Aからこんな言葉が出て来るなんて
驚きしかないアルフレッド。

もしかしたらただの勘違いだったのかもと
一瞬ばかり思ってしまう。

「….....。」

しかし、正体をしる隣のマシューは
気を使うシグレに心が痛んで仕方がなかった

知るものと、知らぬもの。

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「でも、俺はハンバーガーがいいな」

「今の時代はまだありません」

シュン.........。
しかし、この時代「ハンブルク風ステーキ」ならドイツが食べてアメリカ合衆国に広がったそう。