I miss you ＿

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２２話ページ23

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いつものイギリスがやってきた。

「せっかくだから一つ聞いてもいいかい？」

この際だから話してみよう。

「なんだよ」

イギリスは思った。
こんなにもしみじみとしたアメリカは久しぶりに見たと。

「昔行ったピクニック覚えてるかい？アレってどこだい？」

「はぁ？なんだよそんなことか...あそこは」

A。なんて名前だせるわけがなかった

「...忘れた」

「そうだよな...実は俺もなんだよ」

「カナダはどうだろうなアイツ記憶力は良さそうだし」

と言ってフラフラと歩く。
イギリスの癖だ。本当は覚えているんだよ

「まだ時間あるし、部屋から抜けるぞ！」

Aのところがいい。
二人きりになれるし！イギリスとは嫌だね

「どこ行くんだ？」

「んんん～～～行ってくるぞ！」

「..........」

一瞬で怪しいことが確定した。
バタンッと大きな両開きの扉を閉めて
何処かへ歩いて行った。

「なんだよアイツ...付いて行ってやる」

ニヒヒヒ
と怪しく笑い同じくドアを開けた。
廊下にアメリカの姿はない

「アメリカどっち行った？」

「今出てきた方ですか？奥の右廊下です」

「Thanks.警備よろしくな」

会議室の前には２人の警備員。
奥に向かって早歩きした

「いた...」

文字通りアメリカは背を向けて進んでいた
慎重に早歩きだ。

「......ぉ。(付いてきているなイングランド)」

計画通り
確かAが以前に

『金髪...髪、ほしい』

目の瞳孔を全開にして酔った勢いで見つめていた時があった。
て言っても《船酔い》である。
イギリスの髪は純粋で純金だ！

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