Believe －ダレモシンジナイ－ Part.2【名前変換】 (ページ25)

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□Story.75 ページ25

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生きていたっていいこと何て無い。

いつも思ってたこと。

結局、ｱｲﾂや貴方のせいで私は苦しめられて

消せない過去がいつまでも追いかけてくる。

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校門を出ると授業開始のﾁｬｲﾑが遠くに聞こえる。

この学校に来たのだって、私の意思じゃない。

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あの学校にいられなくなったらｺｺに来た。

別にあのまま居続けたってよかったけれど、

親戚が世間体を気にしたんだろう。

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まだ降っている雨。

敢えて傘を持たずに学校を出て、体の汚れを落とす気分に浸った。

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あ「殺してくれればよかったのに……」

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私にはこの世界に執着する意味なんて本当はとうにない。

だって、誰にも必要とされていないから。

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私のことなんか簡単に忘れちゃうんだから。

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ずっと嫌われてたから愛されたことなくて。

愛されたことがあるのはこの汚れた体。

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私自身を愛した人は誰もいない。

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でも、愛なんてちっぽけなものと知っているから

欲しいなんて思わない。

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家に帰ってぬれた制服を洗濯機に投げ捨てる。

冷たい体がベッドに深く沈んだ。

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あ「疲れました。」

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誰もいないのにぽつり呟いて、

言ったってこの映る世界は何も変わらないのに。

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変わることがあったら、この世界が終わる時。

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この世界が終わった時、

一体私はどこにいるんだろう。

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