Believe －ダレモシンジナイ－ Part.2【名前変換】 (ページ18)

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■Story.68 ページ18

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涼介「裕翔さーん、次体育ですよー。」

裕翔「んー、わかってるー。」

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バイトを始めてからと言うもの、常にダウン。

毎日ではないのだけれど、中々疲れが取れなくて、

彼女が授業中に寝ている気持ちがよくわかった。

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裕翔「うー、行くか。体育館。」

涼介「大丈夫なの?」

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裕翔「ん、大丈夫ー。」

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少し怠い体を起こして鞄のジャージを持って更衣室に。

彼女は俺とは違い、始まるというのに未だに制服姿で机に伏せていた。

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涼介「進学校でバイトしてるなんて二人だけだろーね。」

裕翔「んー、だね。」

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「月影さん、めっちゃかわいくない?」

「一回でいいから相手してほしー。」

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「お前なんか相手にされねぇよ。」

「わからねぇだろ、そんなの。意外と俺みたいなのがﾀｲﾌﾟかもよ?」

「絶対お前、下手くそだろ?」

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男子しかいない更衣室はこんな下世話な話ばかり。

まぁ、健全な証なのだろうけれど……

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「裕翔って席隣だよな、何話すの?」

裕翔「えっ、あー……あまり話さないから……」

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「うわぁー、ミステリアス的な感じ!?」

「クールビューティー的な感じじゃん!」

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彼女のことを全く知らないこの人たちに

俺は苦笑するしかなくて。

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涼介と一緒に一足早くその部屋を出た。

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