Believe －ダレモシンジナイ－ Part.2【名前変換】 (ページ15)

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■Story.65 ページ15

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涼介「はぁ、えっ、ど、どういこと!?」

裕翔「涼介、声大きい。というか、

行動しろって言ったのは涼介じゃん。」

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涼介「そ、そうだけど……どうしたら

そんな行動をしようとなるの!?」

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一向に振り向いてくれない彼女の態度。

そして、全く分からない彼女の過去に気持ち。

だから、俺は涼介に言われた通りに

ちゃんと行動に移ることにしたんだ。

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突き放されてもめげずに彼女に近づいて

心を開いてくれるのを信じて待つしかないから。

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涼介「そんなのバレたら…………」

裕翔「大丈夫だよ、そう簡単にはバレない。」

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涼介「本気?」

裕翔「うん、全てに本気。」

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そう言って、涼介にﾋﾟｰｽｻｲﾝ。

大きなため息をついて呆れ顔だった。

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涼介「それ、転校生さんに言ったの?」

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裕翔「言ってないよ、言うつもりもないし……

まぁ、ただの俺の自己満みたいなものだしね。

少しでもAのこと知りたいだけだから。」

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涼介「本当に裕翔には呆れる。」

裕翔「とか言って、いつも俺の傍に来るじゃん。」

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涼介「大好きだからね。」

裕翔「…………あ、はい。」

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いつものように中身のないくだらない会話。

授業開始5分前になると彼女は教室に戻ってきて隣に座った。

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そして、いつものように頬杖を突きながら

静かに眠りにつき始める。

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裕翔「おやすみ。」

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