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そのあともきゃーきゃー騒ぎながら
上と下が反転したりして
全員芝まみれになりながら
結局1列に寝転がることで落ち着いた
村｢あー…今のが1番疲れたわ…｣
安｢でも楽しかったわ｣
錦｢めちゃくちゃ重い人居たんだけど誰？｣
す｢倉子でしょ？｣
倉｢ちがうわよ！丸子よ｣
丸｢倉子ってほんと意地悪！｣
横｢こんな時ぐらい仲良くしなさいよ…｣
夜の風がサッと吹く
7月の、夏の匂いがそこまで来てる
横｢最後の夏ね｣
皆の気持ちを代弁するかのように横子がつぶやく
す｢楽しいことしましょ｣
村｢…海行きたいわ！｣
丸｢いいわねぇ〜｣
安｢みんなでおそろいの水着きましょ｣
錦｢痩せなきゃいけない人がいるわね｣
倉｢はぁぁぁ｣
倉子の深いため息と同時に
誰も何も話さない空白の時間が流れる
倉｢そいえば、丸子、最近どうなの｣
沈黙に耐えかねたのか倉子が尋ねてくる
丸｢連絡はとってる
仕事で忙しいらしくて1週間に１回会えたらいい方ね｣
倉｢ふぅん｣
興味あるのかないのか分からない言い方ね
錦｢…私、ね｣
重々しく錦子が口を開く
錦｢7月から予備校通うの
…だから今までみたいに放課後遊んだり出来なくなると思う｣
安｢そっか、錦子のお母さん…｣
錦｢うん、良い大学行きなさいって｣
村｢なら、余計楽しまなきゃ
…7人で遊べる時｣
錦｢村子、ありがとう…｣
星が見える訳でもない
空気が住んでる訳でもない
そこそこ都会のそこそこ汚れた空気の
星もチラチラとしか光らない
どこにでもあるような女子校の芝のグラウンド
でも多分、この日7人で並んで見た夜空が
いちばん素敵に見えてたんだと思う
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桜ンボ(プロフ) - さやさん» 楽しみにして下さりありがとうございます(;_;) (2019年12月17日 9時) (
レス) id: 32f81471d1 (このIDを非表示/違反報告)
さや - 友情、恋愛…高校3年生の彼女たちがどんな物語を見せてくれるのかとても楽しみです！ (2019年11月22日 19時) (レス) id: 911557e186 (このIDを非表示/違反報告)
桜ンボ(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます(;_;) (2019年11月14日 6時) (レス) id: 32f81471d1 (このIDを非表示/違反報告)
桜ンボ(プロフ) - お隆さん» ありがとうございます(｡>_<｡)頑張ります…!! (2019年10月21日 20時) (レス) id: 32f81471d1 (このIDを非表示/違反報告)
お隆(プロフ) - 面白いです！ゆっくりで良いので、更新楽しみに待っています！ (2019年10月16日 13時) (レス) id: 43f3ee5979 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜ンボ | 作成日時：2019年9月11日 21時
