事故死したらバレー最強になってしまった件について2

45　ー【ユース合宿編】ー ページ6

Aside





兵庫から帰ってきてから約4ヶ月後。






「「「「全日本ユース強化合宿！？！？！？」」」」





『…』




武田「ぼ、僕もよく分かっていないんですがすすす凄い事なんですよね！？！？」







男バレの顧問になってから日が浅い武田先生が興奮気味に俺に尋ねる。






『…そうですね』







田中・西谷「すげぇええー！！！！」




西谷が俺の背中でアクロバックを仕掛ける。






(重てぇ…てかそんな場合じゃなくて！！！！)









『どうして俺！？！？』





(今年はなんも活躍出来てなかったし大会にだってまともに出ていない。)






中学の時の功績ってここまで影響されるもんなのか？？







縁下「なーに胡散臭い顔してんだよ、凄いことだぞ！！もっと明るい顔しろよ！」






『う、うぅーん』







澤村「…A身長は？」




『？？187です。』




「指高」



『245』



「最高到達点」



『352…』





(最高到達点で俺より高いやつはいないって聞いたような…？)






大地さんが満面の笑顔で言い放つ。






澤村「…その身体能力で選ばれるはずがないなんて言わせないからな」




『ハイ』









前にテレビの取材が烏野に来て、冗談くらいで計った最高到達点がどうやらバレー協会に知られたらしい。









武田「強制では無いらしいんですけどどうしますか？こちらの練習もありますし…宝来君どうしたい？」








(別に合宿だし行ってもいいけど…でももし代表になったら2年後にユースの代表選手)







『俺やっぱり行かな「行くべきでしょう」








(おおおい？？？澤村くーん？？)







顔を両手でわし掴まれ目線を下にされる。








「行 け」




『…おけいです。…あ』









(…考えてみれば上手い人いっぱい集まるんだからめちゃくちゃ楽しそうじゃね？)








『…やっぱ行きます！！』









菅原「さっきから言ってんじゃん(笑)」

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