事故死したらバレー最強になってしまった件について2

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Aside





(…あー、笑った笑った。)





勝手に勝負し始めた日向達は見事に教頭のズラを吹き飛ばした。









大地さんの頭に教頭のズラが被さったときは死ぬかと思うほど田中と笑った。







教頭「澤村くん…ちょっといいかな」




大地「…はい」







教頭の後ろについていく大地さんの背を見送り俺は飛雄達の方へ目を向ける。





飛雄「…」



日向「…」









流石に反省したのか2人ともだんまり。





(大地さん相当きついだろうなぁ)






俺の予測だとあれは夢に出てくるだろう。





(あの人真面目だしなっ！)






ーーーーーーー




大地さんが帰ってきて1列に並べられた。







大地「…幸いにもお咎めは無し、謝罪もいらない」







菅原さんが安堵の吐息を溢す。




大地「が、何も見なかったことにしろ」



「だがお前ら、」







飛雄「お前がちゃんと取らないからだろ下手くそ。期待して損したくそっ」






日向「いちいち一言余計だなっ！」






(なんでこいつら人に話を最後まで聞けないんだ！？…どう見ても大地さんの顔やべえのわかんねぇのかよ)





…それだけ我が強いのだろう。





いや、でも空気は読めよっ！！！









大地「…少し聞いて欲しいんだけどさ。」





先程までとは違う少し低い声。







(目に光が無い…相当やべえぞ)









空気が変わったのがわかった。




(これは…やばいやつだ)

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