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『わ！もう！あぶないやん！なに？どうしたん？』
「久しぶりやから。充電」
『そんな言うほど？』
「1週間も会ってなかったら十分久しぶりやろ」
『ふふ、それって遠距離向いてなくない？(笑)』
セットされた髪を優しく撫でてくれるAの首筋に噛み付こうとして思いとどまる。あかん、今から本番やった。
『今噛もうとした？』
「だからやめたやん」
『やめたから偉いとかじゃないからね？普通に痛いからね？』
「こっちで我慢しとくわ」
触れるだけのキスをするとそれだけで真っ赤に染まるAのほっぺた。そろそろ慣れて欲しい気持ち半分、いつまでもその顔見てたいから一生慣れて欲しくない気持ち半分。
『ちょ、こんなとこでしたらだめでしょ！』
「誰もおらんやん」
『誰か来たらどうすんの！』
「キスシーンの練習ですー言うとけばなんとかなるやろ」
『今更何の練習がいるん。ていうかキスシーンなんかしばらくやってないし』
「ふーん？」
『な、なによ、』
「最後にしたんいつ？」
『え、ちょ、おちつこ、』
もう一度、首筋に顔を埋めてキスを落としていく。あくまでも痕はつけへんように。
てか今日の香水、俺とお揃いのやん。ほんまどこまでかわいいねん、お前。
わざとらしく鳴らすリップ音に合わせていい反応してくれるAがたまらなくかわいくて、正直このまま押し倒したいけど我慢。
「いつって聞いとんねん」
『……え、えっと、年明けのれんれん……？』
「しってた」
『も、だからその見た目こわいってば、』
首筋に落としてた唇をAのそれに合わせると、照れながらも応えてくれるのがかわいくて唇開いた隙を狙って舌を絡めた。あー、ほんまはよ帰って抱きたい。
『んっ、ちょ、も、ほんま、あかんて、』
息を切らすAに肩を押されて、名残り惜しくも離された唇。Aのリップが付いた自分の唇を舐めれば、この場の雰囲気とおんなじぐらいの甘ったるい味がした。
『あー、もう、せっかくリップきれいに塗ってもらったのに、』
「あっま、なにこれ、」
『今日のリップ、チョコの匂いするやつやからそれかも』
「……もっかい」
『だめです！ほんまに！もうあかんよ！』
「なんでなん」
『、と、止められへんくなっちゃう、』
顔真っ赤にしながらもう一度肩を押すAの手首を掴んで、そのまま腕の中に閉じ込めた。なんなんその理由？かわいすぎん？かわいさで殺す気なん？
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てと(プロフ) - トマトさん» コメントありがとうございます♪なるべくせ〜やくんが話す神戸弁に近づけるように書いているのでそう言って頂けてとっても嬉しいです！これからものんびり書いていくので引き続きよろしくお願いいたします！ (12月29日 16時) (
レス) id: 6fedb51eb5 (このIDを非表示/違反報告)
トマト(プロフ) - コメント失礼致します。てとさんが書く誠也くんがめちゃくちゃ好きでニヤニヤしながら毎回読ませて頂いてます！！これからも楽しみにお待ちしてます！ (12月29日 8時) (レス) @page47 id: dd8df9e075 (このIDを非表示/違反報告)
てと(プロフ) - さくらさん» わわ！ありがとうございます！そう言って頂けてとっても嬉しいです！のんびりマイペース更新にはなりますが、これからもお暇な時に見に来て頂けると幸いです。がんばります！！ (9月26日 21時) (レス) id: c8253d70a7 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 一昨日ぐらいにこの作品を見つけてから、もう3周はしてます！更新待ってます！頑張って下さい！！ (9月13日 1時) (レス) @page22 id: ca3bb76466 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てと | 作成日時：2023年8月14日 2時
