163.無邪気でお喋りなキミ ページ15
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『あ！！！ソーニャ！！！小島くんソーニャおる！！！』
「痛いて！叩くん強すぎやて！」
『あ、ごめん、ついつい』
「Aちゃん一旦落ち着こ？大人やろ？」
『……小島くんに諭されんのなんかいやや』
「なんで！？」
久しぶりの大阪帰省、久しぶりのUSJ、そしてお仕事とは言え、誠也くんと一緒にテーマパーク。嬉しいことづくめで上がりきったテンションがバレへんように振る舞ってるけど、多分誠也くんと小島くんにはバレてるんやと思う。
『小島くんソーニャ知ってる？』
「あれやろ？廉くんのやつやろ？」
『え、知ってたんや』
「俺のことなんやと思ってるん？」
『まあでもそうか。誠也くんならまだしも小島くんやもんな。知ってるか』
「会話に入ってないとこでディスられてる気がしてんけど気のせい？」
『ふふ、気のせいです』
「ほんまにはしゃぎすぎやで。ちょっと落ち着きや」
『はーい！』
元気よく返事したのに呆れた顔した誠也くんに怒られたけど、楽しいからなんも気にならん。こんな機会でもない限り誠也くんとテーマパークなんて行かれへんねんからちょっとぐらいいいやんか。
「AちゃんAちゃん」
『ん？』
一通りのロケが終わって移動中。
隣を歩く小島くんがトントンと肩を叩いて呼びかけてきたので視線をそっちへ向けた。
「ソーニャと写真撮りたい？」
『え！撮りたい！撮りたいけどソーニャのとこ行かへんし無理じゃない？』
「小島に任せなさい」
『え？』
そう言って少し前を歩くスタッフさんに話をしに行った小島くん。小島くんがいなくなったあたしの隣には、自然と誠也くんがいて、自然と2人並んで歩いてた。
「楽しそうやな」
『ふふ、楽しいですよ。ゆにば久しぶりやもん』
「去年の夏っていつ来てたん」
『去年の夏にあたしが大阪帰った日って1回しか無いの知ってました？』
「……あ、」
『そういうことです』
「言うてくれたらよかったのに」
『言ってどうするんです？一緒に行けないでしょ？』
「まあ、そりゃそうやけど、」
『んふふ、地元の友達と楽しんだのでお気遣いなく』
「……それって男？」
『ふは、どうでしょう？(笑)』
「は？おい、どっちやねんて」
『どっちやと思います？』
「……答えによっちゃ今晩寝かさへんけど」
『え、こわ。普通に女の子です』
「……ふーん？」
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てと(プロフ) - トマトさん» コメントありがとうございます♪なるべくせ〜やくんが話す神戸弁に近づけるように書いているのでそう言って頂けてとっても嬉しいです！これからものんびり書いていくので引き続きよろしくお願いいたします！ (12月29日 16時) (
レス) id: 6fedb51eb5 (このIDを非表示/違反報告)
トマト(プロフ) - コメント失礼致します。てとさんが書く誠也くんがめちゃくちゃ好きでニヤニヤしながら毎回読ませて頂いてます！！これからも楽しみにお待ちしてます！ (12月29日 8時) (レス) @page47 id: dd8df9e075 (このIDを非表示/違反報告)
てと(プロフ) - さくらさん» わわ！ありがとうございます！そう言って頂けてとっても嬉しいです！のんびりマイペース更新にはなりますが、これからもお暇な時に見に来て頂けると幸いです。がんばります！！ (9月26日 21時) (レス) id: c8253d70a7 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 一昨日ぐらいにこの作品を見つけてから、もう3周はしてます！更新待ってます！頑張って下さい！！ (9月13日 1時) (レス) @page22 id: ca3bb76466 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てと | 作成日時：2023年8月14日 2時
