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『こんなに食べれるかな』
「俺食える！」
「全部は無理やろ。Aちゃんとすえざわで残り食べ？」
『みんな持って帰らんくていいの？』
「男がホテルで1人ケーキ食べるのむなしいやん」
『それもそっか。じゃあありがたく頂こうかな』
「でも多いやろ、これ」
『ん〜〜じゃあ明日のんすけ呼ぶ』
「それはちゃうやん」
『ふふ、ご飯もうすぐできるし誠也くん着替えてきたら？』
「ん、そうする」
Aの頭を軽く撫でて寝室に入ると、ザワつく外のやつらの声が聞こえた。なんやねん、あいつら。なにしてもあかんやん。
部屋着に着替えて寝室を出ると、相変わらずニヤけた顔した小島と佐野。
「ほんまなんなん、お前ら」
「なんか、えろいっすね、」
「はあ？」
「ほんまに一緒に住んでるんやな〜って、」
「意味わからん」
何を考えてんのか、相変わらずにやけ続ける小島の頭をもう一発叩いておいた。
「いった！なんで！？なんで俺だけなん！？」
「腹立つ顔してたからや」
「Aちゃーん！あの狂犬ほんまどうにかして！」
『え〜？小島くんにどうにも出来ひんもんはあたしにも無理よ』
「なんでぇや！Aちゃんなら絶対大人しくさせられるって！」
『ん、わかったわかった。ご飯しよ？』
無駄に広いダイニングに7人全員キチキチに座る。目の前には普段よりも豪華なAの手作りのご飯。
『久しぶりに役に立ったな〜、このダイニング』
「前から思っててんけどなんでこれこんなでかいん？」
『んーだってそもそもここ、えいとのたまり場やったし』
「あーーー、」
「……ん？待って？正門、前からってなに？お前ここ来たことあんの？」
「え？だって僕、Aちゃんと友達ですよ？何回も来てますよ」
「はい、正門シバき決定」
『いただきまーす。めりくりーかんぱーい』
正門にやいやい言う俺を無視して食べ始めるAに爆笑する残りの4人と、Aに便乗して食べ始める正門にまた笑いが零れる。
「Aちゃんのご飯食べれるん幸せや」
「大晴、目がガチでこわいんやけど」
『お酒もいっぱいあるから飲める人みんな飲んでね〜。あ、佐野くんと誠也くんはジュースね』
「なんでや。ちょっとぐらいええやん」
『みんなに迷惑かかるからダメです』
「俺もダメですか？」
『ん〜じゃあ佐野くんは1本だけね？』
「なんで佐野は良くて俺はあかんねん」
『あ、たいちぇくんお酒空いた？次何する？』
「おい、無視すな」
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てと(プロフ) - 大変失礼致しました。設定変更させて頂きました。ご指摘下さった方々ありがとうございました。 (2022年10月22日 14時) (
レス) id: c558a54b1b (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑雲 - オ.リ.フ.ラ立ってます、、！外さないと違反になってしまいますよ〜^^; (2022年10月22日 12時) (レス) id: 375c64130e (このIDを非表示/違反報告)
オシヒカリ(プロフ) - オリ/フラ立ってますよ… (2022年10月22日 10時) (レス) id: dcc6542c5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てと | 作成日時：2022年10月22日 2時
