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『わ！ちょ！なんで！』
「あかんあかん。変えようとすんな」
『あ、ちょ、見んといて、』
「へ〜〜(笑)」
ちょっと前に大ちゃんから高校んときの写真テレビで出していい？って聞かれた気がする……。これやったんか……。よりにもよって朝の全国放送で恥ずかしい写真が流れてしまった……。
『くそがきやんあんなん……髪色やばいし化粧下手くそやし……』
「なんでぇや。女子高生って感じでかわいいやん(笑)」
『誠也くんもしかして、……ろりこん？』
「あほか！ちゃうわ！」
テレビの向こうの大ちゃんはインタビューの中で、高校時代の思い出を語ったり学生たちに制服デートを勧めたり。アイドルが制服デートしたかったとか言うの大丈夫そ？お前が言うなって話やねんけど。
『はあ、まじで子供。なんでイキって望とおんなじ髪色にしたんやろあの頃のあたし』
「制服デートしてないん？」
『へ！？』
まさか誠也くんの方からその話振ってくると思わんくて変な声が出てしまった。
「大吾と制服デート、してないん？」
『んー、あー、えー、』
「ええよ、俺から聞いたんやから(笑)」
『うーん、2人きりでは、してない、かな。もうお互いお仕事してたし、それなりに周りの目は気にしてた、かも、』
「ふーん？そうなんや？」
『ほら、基本的に3年間ずーっとどこ行くにものんすけも一緒やったからさ。あ、あと柊真と』
「あー、そうか。金内もおんなじクラスやっけ」
『そ。大ちゃんとのんすけと、柊真と。3年間毎日ずーっと一緒におったん。毎日バカ騒ぎしてアホなことしてたなあ(笑)』
昔の思い出を懐かしんでちょっとにまにましながらキッチンに戻ろうとすると、後ろからぬくもりを感じた。犯人はもちろん誠也くん。お腹に回された腕がかわいくて、そっと手を重ねた。
『ふふ、どしたん？』
「べつに？」
『もしかして妬いてる？(笑)』
「悪いんか」
『悪くは無いけど、自分から聞いてきたのになーとは思ってる(笑)』
「俺の知らんAの3年間をあいつら全部知ってんねやと思ったらなんていうかめっちゃ腹立ってきた」
『さすがに全部は知らんよ(笑)』
「でも毎日一緒やったんやろ？そんなんほぼ全部やん」
『んー、でもほんまにしょうもないことばっかりやで？体育祭とか文化祭とかもあたしはまともに出れてないし。ほんまに毎日ただバカ騒ぎしてただけやもん(笑)』
「それでも高校の3年間っておっきいやん。もっと早く出会いたかった」
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てと(プロフ) - 大変失礼致しました。設定変更させて頂きました。ご指摘下さった方々ありがとうございました。 (2022年10月22日 14時) (
レス) id: c558a54b1b (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑雲 - オ.リ.フ.ラ立ってます、、！外さないと違反になってしまいますよ〜^^; (2022年10月22日 12時) (レス) id: 375c64130e (このIDを非表示/違反報告)
オシヒカリ(プロフ) - オリ/フラ立ってますよ… (2022年10月22日 10時) (レス) id: dcc6542c5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てと | 作成日時：2022年10月22日 2時
