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さっきまで笑ってたくせに、急に歯切れ悪くなったあたしを心配してくれたのは意外にも小島くんで。意外にも言うたら失礼か。
『ん？なんもないよ』
「うそや。絶対なんかある顔してる。なあ、まっさん。Aちゃん変やんな？」
「こらこら。女の子に変言うたら失礼やんか」
「大丈夫大丈夫。こいつ女の子ちゃうから」
『のぞむ？』
「そんな睨むなて」
「でもAちゃんほんまにどうしたん？」
『ん〜〜、いや、やっぱ大丈夫！気にしやんで！』
「ほんまに？なんかあったらすぐ俺に言うてや？」
「あー！！！まっさんが抜けがけしてる！！！」
心配そうに顔を覗き込んでくる正門くんにちょっとドキドキしていると、次にやってきたのはたいちぇくんと佐野くん。誠也くんじゃなかったことに残念やと思ったのは2人には内緒。
「正門くんなにしてるんすか！誠也くんに言いつけますよ！」
「なにってなによ。別になんもしてへんやんか」
「いいや！今のはなんかやらしかった！」
「そうやそうや！」
『んは、2人とも元気やねえ(笑)』
「Aちゃん見てくれてる思ったらめちゃくちゃやる気出た！」
「あかんやん。他の公演でもおんなじぐらいやる気出してや」
「それはそう。こじけんの言う通りやわ」
『んはは(笑)』
正門くん小島くんの2人から正論言われてちょっと口を尖らせたたいちぇくんは、再びこっちに向き直るとキラキラした瞳でニコニコとあたしの顔を見つめていた。
「Aちゃん俺の団扇持ってくれてたやんな！？」
『ふふ、持ってた(笑)たいちぇくんと目合ったなあって思ったよ(笑)』
「あれほんまに嬉しかってん！まさか俺のん持ってくれてると思わんかったんやもん！」
『やっぱりたいちぇくんかな、って、あわわっ、』
「えー、めっちゃうれしい！いやまじで！ほんまにうれしい！」
『わかったわかった、わかったから落ち着いて(笑)』
ライブが終わったアドレナリンと嬉しさでハイテンションになってるたいちぇくんがハグしてきたから、サラサラの髪を撫でてあげながら優しく引き離した。つもりやったのに、中々離れてくれへん。たいちぇくん顔に似合わず力強いねんて、まじで。
「おい大晴いつまでひっついとんねん」
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てと(プロフ) - 大変失礼致しました。設定変更させて頂きました。ご指摘下さった方々ありがとうございました。 (2022年10月22日 14時) (
レス) id: c558a54b1b (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑雲 - オ.リ.フ.ラ立ってます、、！外さないと違反になってしまいますよ〜^^; (2022年10月22日 12時) (レス) id: 375c64130e (このIDを非表示/違反報告)
オシヒカリ(プロフ) - オリ/フラ立ってますよ… (2022年10月22日 10時) (レス) id: dcc6542c5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てと | 作成日時：2022年10月22日 2時
