星��茶�� ページ11
虫眼鏡side
僕とA以外のみんなが撮影している。
編集中少し夜風に当たりたくて、ベランダにでた。
『虫さん？何してんの？』
そう言って現れたのはA。
虫「ん？星出てるなって思って。あと夜風に当たりたかった。」
『へぇ、めずらしい。』
逆にAがベランダに来るほうが珍しいと思うんだけど、そんなこというほどの元気もなく疲労困憊。
夜風にあたって星を見上げるのがちょうどいいくらいだった。
『私ね、星綺麗だと思わんのよ。』
虫「え？」
『虫さんはどう思う？』
虫「僕は綺麗だと思うけど。どうしてAは思わんの？」
大体の人は星を見ると綺麗というが、そう思わないやつを僕は初めて見た。
『思わんね。ちっちゃい頃、幼稚園生とかの頃なんだけどね。』
虫「うん。」
『大好きなお父さんが亡くなったんよ。』
その一言で少し重たい雰囲気。
確かに、Aは早くに両親をなくしてた。
『その時お母さんがお父さんはお星様になったんだって言ったの。小さいからそれ鵜呑みにしちゃってさ、お星様=お父さんって思うようになったの。』
虫「それで？」
『でも、星ってさ沢山あるじゃん？その中からお父さんを見つけるって大変だと思ったの。小さいながらに一生懸命に毎日のように探してた。そんな時中学生の頃かな？お母さんも病気で、ね？』
虫「うん、知ってるよ。辛かったよね。」
『うん、辛かったよ。でね、そのお母さんもお星様になったんだって思って探してみたけどさ。星って何一つ変わらないんだよ。ずーっとただただ光ってる。お星様は誰かじゃない。そう思ったら美しくなんてないって思っちゃったんだ。変わってるでしょ？w』
虫「そ、そうかな？」
僕にはちょっとだけ分からない。
星を綺麗と思わないこともそうだけど、Aの人生もわからない。
きっとAなりの生き方をしてきたからこその感情だと思う。
だから、突っ込むことなんてしないし詮索だってしない。
虫「よし、涼しくなったし編集再開しよ！」
『そだね、頑張ろ！』
こんな時今の僕に出来ると言ったらいつも通りにしてる事なんだ。
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フラワー(プロフ) - ありがとうございます！！裏でもバジュちゃんに会えて嬉しい！！デートはまだ先なんですかね？ (2019年8月11日 5時) (
レス) id: 34909526e5 (このIDを非表示/違反報告)
タイム(プロフ) - かなとさん» 報告ありがとうございます！すみません！ (2019年5月25日 8時) (レス) id: fe1b7576e1 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年5月25日 5時) (レス) id: 754d6c739e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タイム | 作成日時：2019年5月24日 23時
