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廉｢会長ってなんで生徒会やることになったん？
やっぱ先生に誘われた？俺みたいに｣
あ、永瀬も先生のお誘い受けたのね
てかさ、
｢私の名前会長じゃないんだけど！
ちゃんと朝香光っていう名前があるから！｣
廉｢はいはい笑
すいませんでしたー
で、どうなん？｣
いや、棒読みだな！
｢誘われたの半分、自分から半分ってとこかな｣
廉｢ふーん
てかさ、今回のテストどうやった？｣
いや、反応薄いな！せっかくこっちが答えてやったというのに何よ、ふーんって！
｢いつもとあんま変わんないよ｣
｢てか、永瀬こそ小学校のときそんなイメージあんまりなかったのにめっちゃ頭いいね
いっつも2位じゃん｣
廉｢それ嫌味？
てか朝香の方こそ1位ずっと取るだなんて思っとらんかったわ｣
そりゃ私もそうだよ
1って文字見て目がおかしくなったのかと思ったもん
｢私さーずっと永瀬に言いたいことあったんだけど、なんかどうでもよくなっちゃった笑｣
関わりが全然なかった時は、ずっと2位とか怖い！とかとにかく何か言いたかったんだよね笑
廉｢なんだそれ｣
｢ふふ、でもこれからは気兼ねなく聞けるから嬉しいかも｣
｢生徒会入ってくれてありがと｣
廉｢いや、感謝する理由おかしいやろ
まぁどういたしまして？｣
なぜ疑問
廉｢ほら、ここ家やろ｣
へ？
確かにそうだけど…
なんで知ってるんだ？
小学校のときにでも知ったのかな
てかさ、永瀬の家って私の家よりも学校に近いよね？
通り過ぎたけど？
｢うん、そうだけど…
永瀬の家通り過ぎてるよね？｣
廉｢いや、こんな時間に1人で帰らせんわ！
こっちが嫌や｣
いや、こんな時間っていつもの下校時刻ですけど？
まぁ送ってくれたのはありがたいしいいか
｢ふふ、ありがと
永瀬も気をつけて帰ってね｣
廉｢おん、心配ご無用です笑
じゃ、また明日｣
そう言って軽く手を挙げて帰って行った
私も手を振り返して家に入る
久しぶりに話したけど結構楽しかったな笑
自意識過剰にはなってたけどね
これが私達の原点…かな？
END
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作者名：コットンP | 作成日時：2021年12月9日 18時
