・ ページ29
・
彩「バカっ！神宮寺のバカっ！」
そんなバカって言わなくても…
彩「神宮寺ってほんっと鈍感！光も神宮寺も鈍感過ぎ！」
いや、ここで光の名前出すのか…笑
ほんと好きだな、光のこと。
彩「私だって好きでもないのに一緒に出かける訳ないじゃん…
私だってずっと、ずっと神宮寺のこと好きだった。ずるいよ！こんな時に言うなんて…！」
堪らなくなってその小さい体を抱きしめた。
マジかよ…全然気づいてなかった…
やっぱり俺バカなのかもな。
彩「うぅ……っ」
「ほら、そんな泣くなって。明日目腫れるよ。」
彩「神宮寺のせいだからっ…！」
まぁそうだよな。
一旦彩ちゃんを離して目を合わす。
「彩ちゃん。俺の彼女になってくれませんか？」
彩「……はいっ」
そう言って思いっ切り抱きついてきた。
さっき合格発表のとこでもちょっと抱きつかれた(いや、突進された？)けどその時も本当はこうやって思いっ切り抱き締め返したかった。
彩「信じられない。神宮寺が彼氏だなんて。」
「ふふ。彩、大好きだよ。」
彩「うっ…不意打ちはずるい。」
「私だって大好きだよ、ゆーた！」
ゆーたって、、可愛すぎ。
あー幸せだ！
「彩ー！ありがとー！」
いても立っても居られなくて、海に向かって思いっきり叫んだ。
彩「ちょっと、迷惑なるよ？笑」
誰もいないから聞いてないでしょ！
「彩も叫びなよ！気持ちいいよ！」
少し躊躇ってた彩だけど俺の押しに負けて叫ぶことに。
彩「勇太ー大好きだよー！」
おいおい、それは反則//
破壊力やばい…
俺の彼女可愛すぎ。
…なんかずっと惚気けてる気がする笑
でも、
「そんな可愛いこと言って、誰かに聞かれたら困るからやめて笑」
彩「神宮寺が誰も聞いてないって言ったんじゃん…//」
そうだけどさ！
「妬けるからダーメ。」
彩「もうっ」
「寒くなってきたからそろそろ行こっか」
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：コットンP | 作成日時：2021年12月9日 18時
