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彩「うわぁ〜美味しい！！」
綺麗に装飾されたケーキは切るのが少しもったいなかったけど、やっぱり美味しい。
彩「ほんと勉強頑張って良かったわぁ。
神宮寺ありがと！！」
そう言う彩ちゃんの頬にはクリームが綺麗に付いていた。
なんでそこに付くのか…
こんな少女漫画みたいな場面に出くわしたもんだから、自分もそれに乗っかってみたくなって、
「どういたしまして。
あ、ほっぺにクリーム付いてるよ？」
彩「え！うそ！どこ？」
「もうちょっと右。ここ。」
彩ちゃんの頬に付いているクリームを指で掬いとって、そのままペロッと舐めてみた。
「甘い…」
彩「え…//ちょ、待って、、」
なんだこの物凄いベタな展開…
自分でやっといてなんだけど、意外と照れるもんだな…
そして、なんだこの2人とも耳まで真っ赤にしてる異様な空間は。
付き合いたてのカップルかよっ！
羞恥心やら気まずさやらで言葉を発せなくなった俺らはそのままケーキを食べ、勉強を再開させた。
とは言っても10分後ぐらいには分からない問題が出てきてあーでもない、こーでもないって言い合ってたんだけど。
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作者名：コットンP | 作成日時：2021年12月9日 18時
