2人の原点 ページ1
これは私と廉が中学校で初めて話した時のお話
〜2年生2学期〜
先生｢朝香しかいないんだよ
お願いだ！｣
えーっとこの状況は？
整理すると、
もうすぐ生徒会選挙があるんだけど、先生から
｢朝香、生徒会興味ない？｣
って言われて
小学校の頃から生徒会に興味あったし、書記をやってみたかったから
｢書記やってみたいなとは思っています｣
って答えたらさ、
｢生徒会長はどう？｣
こういう経緯で、今先生からなぜか生徒会長の推薦をものすごい勢いで受けている
先生｢朝香ならできるって
他にいないからさ！
もうちょっと考えてみて！｣
んーどうしよ…
そこまで言われると決意が揺らぐ…
家に帰ってお母さんに相談してみると
『光がやりたいものをやったらいいと思うよ』
って言われた
あ〜どうしよ
彩に相談しようかな
でも自分で決めた方がいいか…
3日ほど自問自答を繰り返していると、
“書記と会計2人ぐらい立候補者いるらしいよ”
って噂が流れてきて
その瞬間
あ、生徒会長やろ
即決した
落ちるのは嫌だからね
だったら会長を選びますよ
ってことで会長に立候補することにした
立候補の紙出したら先生にめっちゃ感謝されたよ笑
そういえば、
副会長って誰が立候補してるんだろ？
一緒にやるなら少し気になるとは思ったけど
その時はあまり気にしてなかった
今思えば、これが運命の分かれ道だったのかもって思う
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作者名：コットンP | 作成日時：2021年12月9日 18時
