王子の救いの手 Ren.N (ページ5)

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おかげで次の日は絶賛寝不足

まじで眠い

彩｢おっはよー！｣

いつも通りのテンションで教室に入ってきた彩

彩｢あれ？光元気ない？｣

さすが親友、見てるとこは見てるなぁ

光｢ちょっとね･･･｣

昨日あったことを彩に話したら

彩｢へぇ〜そっかぁ永瀬がねぇ｣

ニヤニヤしながら何度も頷く彩

彩｢やっぱ光、永瀬のこと好きなんだ｣

･･････はぁぁぁぁ？

｢そ、そんなことないよ！ただのライバルというか張り合ってるだけだし｣

そう、永瀬はただのライバルだ

気の置けずに話せるライバル

彩｢はぁ。世話の焼ける親友ちゃんだこと｣

彩と話していると

｢なーに話してるのっ？｣

会話に入ってきたのは神宮寺勇太

私とは幼稚園からの腐れ縁といったところだろうか

彩｢あ、神宮寺聞いてよ！光がさぁ･･･｣

｢ああぁぁ！彩、ストップ！｣

勇太に聞かれたらたまったもんじゃない

神｢え、何？光なんかあったの？｣

"朝香さん、先生呼んでるよ？"

ちょうどこのタイミングで呼び出しがかかり行かなければならなくなってしまった！

｢彩、ダメだからね！｣

彩｢なんでー？だって好きじゃないんでしょ？笑｣

うっ･･･まぁそうだけど･･･

てか、それを言うな！！

彩｢ほらほら、行ってらっしゃい！｣

神｢好きじゃない？｣

ほら･･･そんなこと言ってたら疑問に思っちゃうでしょ

はぁぁぁなーんか嫌な予感

そして帰ってみると･･･

神｢へぇ〜光にねぇ｣

ニヤニヤしている勇太

それを見て悪い笑みを浮かべている彩

コイツ〜！！

神｢しょうがないから応援するよ！｣

だから違うんだってばぁぁ！！