thirty eight 廉side ページ38
光｢え？なにこれ！なんで点が動いてるのよ！｣
さっきから数学の問題に愚痴を言っている光さん
まあ、見てて面白いねんけどさ･･･
｢もうちょい静かにせん？笑｣
光｢え、あ、ごめん
ちょっとさ、廉この問題解いてみてよ
ほんっと意味分かんないから｣
え？難しそうだから嫌なんやけど笑
･･････はい、やっぱり分かりません
あの光が頭抱えてるんやから俺がすぐに解けるわけないわっ
｢ほんっと、なんでこの点動いとるんや！｣
光｢でしょ！動きすぎて意味分かんない！
･･････ん？まって、できるかも｣
この言葉以降、一言も発さずにひたすらペンを動かす光
これ終わったら休憩にしよー
光｢やった！解けた！廉、見て！｣
うわー光さん、やっぱ頭良すぎだわ
俺大丈夫か？
あーもう嫌や、休憩〜
｢なぁ、クリスマスやからって母さんがケーキ用意してくれたんやけど一緒に食べへん？｣
光｢えっ？いいの？食べたい！｣
光にはちょっと待ってもらって冷蔵庫からケーキを取ってくる
｢はい、どーぞ｣
光｢うわ〜美味しそう！ありがと！！｣
ケーキを美味しそうに食べる光
マジ可愛い
これでまた頑張れるわ笑
あ、そうや！プレゼント今渡そ
｢光！今日、クリスマスやからさ
･･･はい、メリークリスマス｣
そう言ってプレゼントを渡す
光｢えっ？私に？ありがとう！！
実はね、私もあげようと思ってたんだ
はい、メリークリスマス！｣
え、マジで？
ちょっと、嬉しすぎなんやけど
｢ええの？サンキュ！！
開けてもええ？｣
光｢どーぞ笑
じゃあ私も開けさせてもらいます｣
リボンを解くと出てきたのはマフラー
光｢うわ！マフラーだ笑
まさか一緒だとはね笑｣
まじかよ･･･笑
｢いや、受験の日寒かったらして行けるかなーって思ったんやけど･･･｣
光｢私もなんだけど笑
受験の日寒くて体冷えちゃったらいけないと思って
廉マフラーとか持ってなさそうじゃん笑｣
･･･ご名答です笑
｢ありがとな、これつけてくわ｣
光｢うんっ私もつけてく！
お守り代わりにしようかな笑｣
俺も、すごいパワー貰えそうなお守り貰ったわ
今までで1番最高なクリスマスだったかも笑
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作者名：コットンP | 作成日時：2021年8月28日 22時
