王子の救いの手 Ren.N (ページ32)

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thirty two ページ32

廉｢光、ハチマキ貸してや｣

え？ハチマキ？

とりあえず頭から外して渡す

廉｢これ、俺のハチマキ、光が持っててや｣

廉｢俺が光の分まで走る
･･･それで解決するわけやないけど
絶対1位取ってくる！
やから、応援してて？｣

廉･･･

｢ありがとう･･･うん、頑張って！
めっちゃ応援する！｣

廉｢おん、光に勉強は勝てんでも運動なら勝てるからな！見せつけたるわ！笑｣

｢ほんとだよ笑
君さ、何でもできて皆から恨まれるよ？笑｣

廉｢ええやん、いくらでも羨んどけ！｣

羨まれるじゃなくて恨まれるって言ったんだけど･･･笑

まぁ、それでモテてるもんねー

沙綾ちゃん達見て思ったよ

まぁ、私もその1人なのがなんか悔しいけど笑

廉｢あ、やべ！リレー始まる！
光、急ご！｣

ほんとだ、行かなきゃ！

彩｢光〜心配したよ〜泣
ごめんね、私ついて行ってれば良かった･･･｣

｢ううん、彩のせいじゃないよ
ごめんね？心配させて
しかもリレー出れなくなって｣

戻って廉が事情を説明したら彩が泣きついてきた

彩｢リレーなんて私に任せて！光の分まで走るから！｣

神｢私、じゃなくて俺たちだよ！俺ら皆で光に1位を取ってくるから！｣

皆〜泣

廉｢よしっ！1位取るぞー！｣

彩神｢｢おーー！！！｣｣

ありがとう、皆

｢皆、頑張ってね！応援してる！｣

廉は行く前にハチマキを見せてきて、口パクで大丈夫って言って走っていった

私もポニーテールにリボン結びしたハチマキをそっと触る

『位置について、よーい！』

パンっ！

そして、最後の種目クラス対抗リレーが始まった

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すみません！32話が抜けてました！

入れておきます