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女の子達についていってたらなんかだんだん周りに人がいなくなってるんだけど･･･
そもそもこの子達の名前なんだろ
｢あ、あのさ！お名前･･･教えてくれる？｣
??｢あぁ、私は小田沙綾｣
さあやちゃん？うーん、知らないや
｢私に何か用があったの？｣
その質問には答えてくれないままひたすら進んでいく
そして、校舎裏に着いたところでやっと止まった
沙綾｢あのさ、直球に言うよ
光ちゃん、永瀬くんとか神宮寺くんと仲良くしすぎ｣
女1｢そうだよ！光ちゃん、ずるいよ｣
沙綾｢皆の永瀬くん達なんだからあんまり近づかないで？そうしないと痛い目見るよ？｣
え･･･こんなこと本当にあるんだ
漫画でしか見たことないんだけど
こういう時、男子がカッコよく助け出すのがお決まりだもんね笑
･･･呑気に考えてるけど、私ヤバくない？この状況
沙綾｢何黙ってるの？怖気付いた？｣
えっっと･･･どうしたらいいんだろ
やっぱ彩連れてくれば良かった泣
沙綾｢なんか言いなよ！｣
そう言って肩を強く押されたからよろめいて後ろに転んでしまった
｢あのさ、廉は誰のものでもないでしょ？
あなたが廉の交友関係に口を出すことじゃないと思うよ｣
あ、待って
やってしまった
私の正義感が･･･
沙綾｢はぁ？何いいこぶってんの？
頭いいのかもしれないけど、本当はバカみたいだね｣
怖っ！女子ってこんな口調変わるの！？
そして、さらに私に手を伸ばしてきた
やばい、次は何されるの！？
廉｢光ー？そこにいるん？｣
え、廉･･･？
廉｢あ、やっぱ光や
こんなところで何しとるん？
あ、友達？｣
女1｢げ･･･廉くん来たよっ！｣
沙綾｢あっ廉くん！そうそう友達になったの
廉くんもよろしく！｣
うわーまた口調変わったよ
廉｢ふーん、友達か
ならなんでこんな光怯えてるんや？それに転んでる
光、大丈夫か？｣
沙綾｢え、怯えてないよっ！今ちょっと転んじゃっただけだし！｣
廉｢あのさぁ、光に聞いてるんだけど
あんたに聞いてない
てか、早く戻んないと時間だよ？｣
廉｢というか、早く戻って。お願いやから｣
沙綾｢･･･っ！もうっ行こ！｣
そう言って沙綾ちゃん達は去っていった
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作者名：コットンP | 作成日時：2021年8月28日 22時
