twenty two 彩side ページ22
私の大切な親友の光はとっても頭がいい
そんな光は永瀬のことが好き
本人から聞いたけど、そんなの見てれば分かる
何年の付き合いだと思ってるのよ！笑
そして永瀬は光のことが好き
あいつもわかりやすい
つまり、2人は両思いってことじゃん？
なのに！2人とも頭は超がつくほどいいのに、鈍感だし、天然だし全く両思いってことに気づいてない
こっちからしてみれば早くくっつけよ！って話だよ
そこで、私は2人をくっつけるために神宮寺も含めた4人で夏祭りに行こうと誘うことにした
そして、私の計画通り光をとびっきり可愛くして行くと永瀬はわっかりやすく顔を赤くしていたし、
いけそうだなと思って花火のときに2人きりにしてみた
ただ、今は若干後悔
その原因は今私と一緒にいる神宮寺
神宮寺は光とずっと一緒で仲がいい
そして、光のことがずっと好きなのだ
神宮寺も光が永瀬を好きなことは知ってるけど、やはり複雑な気持ちだろう
｢神宮寺･･･ごめん･･･｣
神｢え？何が？2人きりに出来て良かったね！｣
絶対無理してる
私には分かる
｢神宮寺が光のことを好きなのは分かってる
でも･･･私は光に幸せになってもらいたいから･･･光が好きになった人と幸せになってもらいたいから･･･｣
神｢うん、彩ちゃんも光のこと大好きだもんね笑
俺は光のこと好きだよ
でも、廉も大切な友達だから、俺は大切な2人を応援する｣
神宮寺･･･いいやつだぁ
｢ありがとう、神宮寺｣
神｢あはは！なんで彩ちゃんがお礼言うの？笑｣
いや･･･そりゃ私の自慢の親友のためですから！
なんでもしますよ！
神｢あ！花火始まる！｣
その言葉の直後に一発目の大きな花火が打ち上がった
twenty three 神宮寺side→←twenty one
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作者名：コットンP | 作成日時：2021年8月28日 22時
