◇Story.15 ページ15
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アイスココアは少し残っていたけれど
一人お店を後にした。
だけど……やっぱり、追いつかれちゃう。
・
宏太「もういいとか言う割に
全然よさそうな顔してませんけど。
あぁ、ほらほらまたほっぺ膨らんできてるし。」
・
もう、何で好きになっちゃったんだろう。
好きなところをあげたらきりがないし、
嫌いなところも探すけど……
それも許せちゃうくらい大好きなところが多すぎて。
・
あ「馬鹿じゃない?」
・
こんなこと言いたいわけじゃなくて。
好きって言いたいけど
また流されちゃうってわかってるから……
・
宏太「その反応冷たすぎだろ。
この前からずっとぷりぷりして反抗期?」
・
……本当にズルい。
ねぇ、私の気持ち気づいているんでしょ?
・
宏太「A?」
・
もうそんな優しいトーンで私の名前を呼ばないでよ。
あぁ……もう無理、いや好き!のループに
また、入っちゃうから。
・
あ「反抗期なわけないじゃん。
ただ、どうしていいか分からないからだよ。」
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作者名:おんぷ♪ | 作成日時:2014年9月6日 18時