レインボーキャンディガール【名前変換】 (ページ2)

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◇Story.2 ページ2

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あ「宏太……何で!?」

宏太「何でって、こっちに帰省で戻ってきたんだよ。

んで、懐かしくなって母校見学に来たの。」

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タメ口を聞いているけれど宏太は私より5歳上。

年の差も随分だけど、身長さも半端ではなくて。

隣に並ぶと、かなりのデコボココンビ。

宏太が大学進学を機に親元を離れて

一人暮らしを始めたため暫く会ってなかったから

いつも以上に会えたのがすごく嬉しくて

みんなの前とか関係なく思いっきり抱き着いた。

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宏太「タックルすんなよ。」

あ「なっ、タックルじゃないもん。

というか、帰ってくるなら教えてよ!」

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宏太「何でAに教えなくちゃならないんだよ。」

あ「な、んで……って、好きだから!」

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宏太「あ、ハイハイ。俺も好きよ。」

あ「あー、もう。いっつもそうやって流す!」

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好き!って何度伝えたって、伝えては流されての繰り返し。

小さい頃から、何度も言っているのに

一度も本気で相手にされたことは無くて。

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大貴「おい、A!マネージャーの仕事!」

・

アイツが私を呼べば、何も悪気が無い顔して

“Aの彼氏?”と宏太は聞いてくる。

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あ「あんなの彼氏じゃないもん!」

宏太「んな、怒んなし。何でそんな怒るのよ。」

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あ「何でって……分かってるでしょ!

馬鹿、あほ、ハゲ!もう、知らない!」

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分かってるくせに気づかないふりして本当に

大人はズルい。

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