さよなら、紅一点 (関西)

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流星said


ある日、お姉ちゃんが倒れた。




僕はお姉ちゃんの隣の部屋やったから、




ハッキリと聞こえてん。






ドスン



っていう




何かが落ちたような、崩れたような音を。






もしそれが、割れもんとかやったら、ぜんぜん気にせーへんかったと思う。




せやけど、それとはまたちゃう、重い音やった。





気になった僕は、すぐにお姉ちゃんの部屋へと向かった。




1番上の姉ちゃんも聞こえてたらしく、




隣のお姉ちゃんの部屋まで来とった。




流星 「お姉ちゃん?流星やけど...」





いくら声を掛けても返事はなかった。






しびれをきかした姉ちゃんはお姉ちゃんの部屋へと入った。





そこに広がった光景。






それは






苦しそうな息をして







部屋に倒れている






お姉ちゃんの姿やった。

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