さよなら、紅一点 (関西) (ページ26)

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廉said

廉「A!!」

Aは気づいてくれた。せやけど、

A 「何ですか?永瀬さん。」

いつまでも他人のフリをする。

廉「なんで、なんで他人のフリするん?Aは、俺らの大切な仲間や!なんで、なんも言わんと消えるん?みんな心配したんやから！」

今思ってることを全部Aにぶつけた。

そしたら、

A 「みんなの為だよ！本当は辞めたなかった！病気を頑張って直そうと思った！せやけど、みんなの為にこの選択をせんといけんかったんや!」

言ったあとにAはハッとした顔をした。

廉「俺らのため?」

A 「ごめん何でもない。忘れて。」

はっ?ここまで言って忘れて?

廉「何言ってんの?俺が引っかかったままで終わらせんからな?俺らの為やったら残って欲しかった。今もみんなで笑ってたかったんに...なんでみんな消えてくの?」

ついつい本音が零れた。

柊真くんもAもなんも言わんと消えてった。

ほんまはめっちゃプレッシャーやった。

急に消えるんやで?大切で大好きな仲間が。

これほど怖いもんはないやろ。

A 「ごめんな。こんな辛い思いさせとって。本間にごめん。今は関西のメンバーに話すことは出来ん。関西に戻るつもりもない。せやから、こっちにいる紫耀と廉、そして海ちゃんには話すな。」

関西のメンバーに話せへん理由って?

せやけど、今はなんで消えたのかが知りたかった。

紫耀「楽屋に戻ってよ〜。普通に聞こえてんで〜。」

紫耀の一言で、楽屋で話すことが決まった。