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人違いだったけど結果オーライ ページ37

「明日の状況次第で退院が決まる。最低2日って訳だ。文句はあるか? 無いな? 俺は山ほどある」






だろうなあ。なんて呑気に思っていると気づいたことがある。





「家で意識失ったっていう…ところ"しか記憶にないから簡単な説明を"……」





そう言うと保護者、もといリンドウさん。
灰谷さんとややこしくなるのでみーちゃんが、より一層不機嫌な顔になる。







「お前電話したろ」



「……………?」





あぁ、した。

意識手放す間際にした気がする。







「した……気がする"」



「その電話の相手がお前の第一発見者。してもしきれないくらい感謝しとけ。
 俺の代わりに。……呼んできてやろうか。その他諸々面会者殺到してるがな」






私の返答を待たずに立ち上がると病室の扉を引いて、何かを話している。



そっちを向くにはあまりにも摩耗しているし、別段 内容とかどうでもよかったのであまり気にはしなかった。







「Aッ!」





けどその声を聞いた瞬間、凄く反省した。




「…佐野くん」




今日、私への嫌がらせの為に一緒に映画を見る約束をしていた。


そして、私が意識を朦朧とさせている時に電話した相手。




マトモに喋れはしなかったけど。






「身体は…? 流石にまだしんどいよな」




さっきまでみーちゃん、保護者が座っていた椅子に佐野くんが腰掛ける。




「…うん"」



「ひっでぇ声。

 …俺がAん家着いたら救急車が止まっててさ
 家からちょうど担ぎ出されてんの。それで……」





あれ、佐野くんが救急車頼んでくれた訳ではない?



……じゃあ第一発見者って…? 誰に電話したんだろう過去の私。







「おー顔色戻ったなぁ?」


「一大事だったな」





次に部屋に入ってきたのは……




「まー生きててよかったんじゃねぇの?」


「兄ちゃんお前見つけた時、真っ先に飛んでったぞ」

「オマエもな?」





灰谷さん達だった。


口振りからするともしかして……灰谷さん達が第一発見者なのだろうか。





「ご心配お"かけしました…」


「おー。この蘭ちゃんに迷惑かけるなんて(名前()チャンくらいだぞ?:悪い妹だなぁ?)」

「え、Aって兄弟だったの?」



「こないだから兄弟だもんなー?」




「……形式上の"…」





正直、断ったはずなのにいつの間にかそうなっただけです。





「入りますねー」




お決まりの看護婦さんと医師さんが来てくれて、私の発見時のことを聞かせてくれた。

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ジヘイ(プロフ) - 怜さん» ありがとうございます……!!更新頑張らせて頂きます!!! (2021年10月15日 20時) (レス) id: 2c04bafbb6 (このIDを非表示/違反報告)
- 好きです(((更新お待ちしています!! (2021年10月14日 21時) (レス) @page41 id: 7d04816b57 (このIDを非表示/違反報告)
ジヘイ(プロフ) - ごりらさん» ヴッッッありがとうございます……!!応援に報いることができるように頑張ります!!! (2021年9月20日 15時) (レス) id: 2c04bafbb6 (このIDを非表示/違反報告)
ごりら(プロフ) - え??めっちゃ好きです…タイプ…。応援してます!! (2021年9月19日 18時) (レス) id: 0c5c330aa8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジヘイ | 作成日時:2021年9月10日 10時

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