＊ ページ10
＊ Sehun side ＊
SE「ヌナ·····ぁ·····」
BH「本当に·····」
SE「だって、だっ·····て」
ヌナは、記憶なんて戻らない。
仮に戻っても僕の思い出も過去に過ぎないから。
BH「大切な人とか、Aに本当の事言わずに告白して、ツラくなるだけだろ」
SE「でも、これで····良かった····」
締め付けられる胸は苦しくて
思いっきり叫びたいのにそれもできなくて。
ただ、溢れ出す涙はツラいだけ。
悲しいだけ。
BH「もっと····· 別の方法が、あるだろ」
SE「良いんです、これで·····」
僕の愛してる、Aじゃなくても
聞いてくれたのには代わりにないから。
BH「ほら、胸貸してやるよ」
SE「大丈夫です」
BH「強がんなって」
肩を引き寄せられた瞬間に、
我慢してたものが一気に切れて、
溢れる涙は、僕の記憶と共に·····
流れて行くだけ。
BH「チャニョルもな、伝えなきゃな」
SE「はい、·····」
でもね、新しい記憶が出来たんだ。
それは、
チャニョルヒョンとヌナが、
楽しそうに笑い合ってるのを見ると、
幸せだなぁって思える様になったの。
BH「飲みに行くか」
SE「先輩の奢りなら」
BH「げっ、まぁ仕方ねぇな、行くぞ」
SE「はい！！」
僕は素直になったよ、遠回しだけど、
だから、ヒョンもヌナも素直になって。
ヌナ、好きになれて良かった
SE「先輩、バブルティーも」
BH「はいはい、」
SE「いいの？やった」
BH「はぁ？ 無理だし」
SE「訂正不可で〜す」
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Aloha(プロフ) - おかえりなさい。楽しく読ませていただきました (2019年8月10日 13時) (
レス) id: d179b7f5fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琉空＊るあ＊ | 作成日時：2019年7月31日 22時
