独占欲700％ (ページ5)

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『あ、テテは1人で帰るの危ないから、んー、ナムジュナに送って貰って！じゃ、気をつけてね』

JH「…てて？ふーん？」

なんだかホソガが怖い

ぶーぶーと、ブーイングをするナムジュナとテテの背中を無理やり押して帰らせる。

ちゃんと仲良く帰ってくれよ

JH「あいつのことそんな親しげに呼んでるんだ」

さあ、帰ろうと1歩踏み出したらホソガが、

不満げに唇を突き出してテテのことをアイツ呼ばわりしている

『ダメなの？』

JH「ううん。ダメじゃないよ、帰ろ」

やっぱり今のホソガはちょっぴり怖い

手をん、と出される

そこに私は何となく重ねる

テテと繋いでた時はブンブンと振り回されてたけど

ホソガは、ゆっくりとフラフラするだけ。

たまに力を込めたり、私の指を撫でて優しく笑ったり。

なんか大人っぽい

ちらりと横を見るとホソガと目が合って、

ずっと私の事見てたんだ…って恥ずかしくなる。

JH「Aは、、僕のだよね」

『うーん。どうだろね』

うんとは言えなかった。

ホソガの目の奥にはドロっとした何かがあって、

ちょっと怖かったのもある

けれど、私はもうちょっとホソガと友達で

いたかったんだと思う

『案外ナムジュナだったり？笑』

JH「…ナムジュナだったら、、まだ許せるよ、、僕」

『あ、、そう、、』

変なこと言ったなって後悔する

蛍光灯に群がってる虫がいつもより多かった気がした